ベターポーヅ「カエルとムームー」
＠下北沢「劇」小劇場 (1998/6/10-14 7ステージ) 全自由2500当日2800
作・演出：西島明 振付：永井亜紀
出演：渡辺道子、猿飛佐助、阿部光代、北原幸久、市川菜穂、松浦和香子、
山崎和如、西島明
1998/6/13(土)小雨 6:10-7:25PM 前方より 客席超満員(110?人、立ち見あり)
客層：20才代中心。若干中年層。女性過半数。
客入れ：当日券は入場できない可能性があるため、前売購入が要な人気上昇中劇団
キャパと動員のバランスが難しい時期。でも次回はジァン・ジァンだから今回同様。
最初から詰めあり。美人製作が適時誘導。最前列のみ桟敷、２Ｆ畳敷き桟敷のが楽
そう。
舞台。畳敷き。中央に吊られたウェディングドレス。後方、肌色の壁に丸椅子が一
列。上手床に謎の矢印。畳が意味もなくうれしいねこ。
お話。三人姉妹の一人、キミコ（市川）が結婚。弟のウサギ（猿飛）はなんか不満
フライングＳＥＸに志のキミコ。それを余所にサラダに毛が生え、十分腐っていた
ことから、１０日は寝てないことに気づき皆。なんか健忘症。対応として物に名札
をつけたりもするが・・。って書いても、泡沫のエピソード、シーンの連続で甲斐
なし。
すっとこどっこいさ一層、素知らぬ顔で呑気に暴走する様がとても楽しいねこ。言
葉、しぐさ、エピソード、設定のへんてこりんのこれでもかさ、ほのかなエグさと
エロさ。あれこれが醸す一様でなさ◎。特に冒頭、脈略のないキャラの絡まりには
微笑み。言葉を飲み込むみたいな暗転○。変な仕草が○な踊りが随所。永井さん自
身のカンパニのダンスより面白さは上。直接生理的に刺激するとこ（卵、ガム、氷
、雷、焦げや腐敗イメージ など）いつもより多し。空いた空間で見せるビジュア
ル（というのか）な演出が少なく感じたのは寂しいねこ。
役者。すっかり、作品がわかってる役者◎。猿飛さん。油断ない目配せの凄みが、
ただ訳もなく純に凄みとしてあって◎。シーンごとに変わってた、ウサギＴシャツ
販売希望。今回、珍しく猿飛さん以外の男優も存在感あり。女優。阿部さんのいっ
てる度合いが群を抜いてるのは変わらず。新人な方々も負けてないのが嬉しいねこ
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