Highleg Jesus 「東京≧大阪 （大阪より東京）」
〈劇場MOMOオープニングフェスティバル参加/SPECIAL LIVE〉
＠中野 劇場MOMO (2000/2/9ｰ13 7ステージ）
全自由（整理番号付き）前売2,800円 当日3,300円（日時指定整理番号付）
構成、「あぢさい」演出：河原雅彦 照明：濱田祐子 音響：荒木まや
舞台監督：藤本典江 舞台監督助手：板垣周作 舞台美術：佐野裕子
映像：村松規幸 衣装：松本夏記[A･C･T]、高畑ともみ、植竹ナツコ
小道具：石端幸子、植竹ナツコ チラシ・DMデザイン：吉田りえ
「あぢさい」劇中振り付け：中坪由起子 「あぢさい」劇中スライド製作：野村朋子
「あぢさい」劇中ナレーション：野村朋子
演出助手：梅村貴司 制作補助：増谷史津 制作：高橋麗
出演：
・「あぢさい」
小林 愛 ：竹内メメ （新しい使用人）
中坪由起子：高梨ミミヨ （高梨家の女当主）
正岡泰志 ：高梨夏彦 （ミミヨの弟、暴力癖あるシスコン）
新井友香 ：カズコ （長らく勤めている使用人。実は高梨家の血を引く女性）
中山祐一朗：ハルオ（ミミヨの婚約者）、高梨犬彦（叔父）、メメの恋人、医者
・「岸潤の上海リフレッシュホリデー」
岸潤一郎：ON田けんじ
山埼マリネ[青空黒乳首]：ON田ルビー
松下哲[JUMBOシアター]：ON田ソニー
リン・ボブディ：リン・ボブディ（歌手、タレント、正体不明）
・「EHH∃（エッヘ）LIVEミレニアム」
EHH∃：森本訓央、山円伊久磨、今奈良孝行
EHHヨ番：小林一英 EHHヨガール：奥村香里
2000/2/11(金)晴れ 7:05-8:55PM(1'50) 中段下手より 客席超満員(130?人)
客層：20才代中心、女性過半数。
客入れ：会場は２Ｆ。戸外で一旦並んで外側階段から入場。隣の中野ポケット
（マンション併設劇場）の住人と目があったりして。狭いから荷物預かりお願い
は正解。預けた方が○。新しい劇場はタッパの高い駅前、雰囲気はアゴラと
いう感じ。桟敷４列、椅子席４列（半分は関係者用）。最前列椅子は、足下に
座布団席がある「二人羽織」ペア席なり。お友達と一緒の人は○。整理番号に
よらず、ともかく端詰めされ。舞台と近いので端でも醜いことはなし。
折り込みパンフ。各ユニットの挨拶、キャスト、スタッフクレジット、予定といつも
通り。物販なし。
３チームでのオムニバス。総代・河原氏があんま関わってないらしい、野放し企画
舞台。アーチを描く、中華な蛍光書き割り。「福」とある小槌をもった龍、「祝」
「祭」の脇で天使がラッパ。上方で花魁妖しく。真ん中に赤い幕を垂らした開口。
思い思いの３チーム。発表会なお祭企画。帯に短し、たすきに長しな割り当て
時間が物足りない位で、丁度よい感じ。場内乱入、異物投入など、客いじりが
ほとんどないこともあって、まったりみるねこ。たまにはこういうの○。
新井友香の世界。普通そうな一番恐いをオチにした、猟奇な愛憎もの。正攻法
演技が見られてほよよ。みんな器用。四役・中山さんが美味しい。足りないくらいの
上演時間○。岸潤の世界。勘違いしたＴＶパロ、にすらなっていないイカレ具合。
客演２人が岸潤への苛烈な非難ごーごー。エッヘの世界。相変わらず、楽しそうに
まるだし。「本物の演劇をみせてやるねた」、ただもうくだらない後半のショート
コントが楽しいねこ。
主な構成
１総代、奈落から登場。こんばんわ、無言の客席に人が挨拶してるんですよ、
とちくり。二度目は双方こんばんわ〜。フリートーク。新しい劇場。ＭＯＭＯ、
意味深な名前と思ってたら、地名が桃園町。つまりませんね。機構を全部使おうと
思った。奈落の説明。階段狭くて、しずしず歩きとか。３チーム、別の稽古場で
稽古、自分は見ていなかった。初めて一緒にみて、監修すればよかったと反省。
最初にあやまります、すいません。脇の平台から新井友香が飛び出して、
ようこそ新井友香の世界へ。
２「あぢさい 前編」前使用人の子・メメが高梨家に雇われたのは、女当初の弟・
夏彦が嫁として、跡取りを生むためであった。が、それは表向き。深く愛し合う
姉弟は世間への擬装として、互いの結婚、子造りを計画していたのだ。そして、
それは幾度か失敗、犠牲者を生んでいた。長らく家に仕える、使用人カズコは
死体やら後始末を引き受け。最初は道具としてメメをみていた、夏彦はしだい心
を通わせていく。それに嫉妬する姉は苦しさ告白。抱き合う２人の前に殺された
亡霊達が現れ、彼らを苦しめる。
３「岸潤の上海リフレッシュホリデー」 ギブミーチョコレートと外人が客席で
チョコばらまき。いきなりステージで唄い始める（やけに上手い）。ボンキッキ
ショッピング！！。ビビ○ンスーでーす、とノーパンのスカートを揚げる岸潤。
「本気！」と書かれたマジックなんとか（使い古しの雑巾）をＴＶショッピング
生理で汚れたパンティも（外人脱いでみせる）、ケチャップをさらにつけても
これさえあれば。ってそれは無理だよ、だめじゃんと岸潤。ちんぽ引っ張ると、
宇宙力がどうこうと、イカレタ発言。外人はピカドン、アメリカストロングとか
これもご同様にイカレタお叫び。二人とも絶好調。
日本と書かれたはちまき、サラシに赤い褌の女登場。新体操始め。脇ではアフロ
ヘアで宇宙服ぽい格好の男がなんかしてる。小太りの山崎ま○よしです、と唄う
二人でテーブルに着いてると、岸潤が脇にきて生卵一気のみ。これは「猫が好き」
を意識しているらしい団らんトーク体勢。切な系の曲をＢＧＭにくだらないばか会話。
お菓子、食べ散らかして、３人で踊る。
徹夜で書いたという、岸潤の脚本批判。わけわかんない、ちゃんとやれよ、ばか。
ぐだぐだと２人で攻撃。と、話は男のソ○ーに勤務は本当か？話。矛先はアフロ
・ソ○ー男に。いきなり、女に包茎じゃんか、よばわりされ、激昂するアフロ・
ソニー男。口喧嘩。次は第２話でーすと岸潤。
ドンキホーテのＣＦ曲。山盛りのソーメンをテーブルに、タバスコ掛ける岸潤。
団らんぽくしながら、食べる３人。ソニー男はパナソニック万歳とか意味なく
いわされたり。今日の気分を焼き肉に例えるのはやめろよ、とソニー男は女に
苦情。苦笑して判ったと女。蕎麦かちんこちん。と外人がいきなり叫びながら
乱入。へんなギャグ？にそうめんを吹き出す３人。
もうすぐバレンタインだね。ロ○テの「紗」を造ってみよう。どうしたらいい
だろう。ちん毛みてひらめいたという女。まず、白と黒のチャコレートをそれぞれ
二人に租借させる。その間、下ネタだけの（フェ○チオの魔女うんぬん）自作の
詩を朗読。頃合に２人にチョコレートを吐かせ重ね合わせて、「紗」出来上がり。
「できたできたダンス」を踊る３人。
３「あぢさい 後編」メメは妊娠、辛く当たっていた夏彦もまんざらでもなさそう。
ミミヨの恋人は、婚姻届をもってきて彼女の計画成功。でも、嫉妬にかられてた
夏彦は婚約者を殺してしまう。始末を引き受けたカズコは、実は当家の血を受け
継ぐ、近親姦による子供であることが明かされる。もう何人殺すも一緒と、メメを
殺そうとする夏彦。結局、どん詰まりに追い込まれた姉、弟、そしてはカズコは
亡霊に呼ばれたかのように非業の死を遂げる。１人残ったメメは無事恋人、
実は兄のもとに返る。彼の子供を身ごもって。
４エッヘライブ。
本物の演劇をみせてやるう。野田○図（山田）、蜷○幸雄（森本）、月影千草
（今奈良）とわかりやすく名札つけた三人。ミュージカルシーン。月影の頭に
「照明」と書かれた一斗缶が落下。照明で顔があぁ。３人で私たちは「せん○り
こくーん」と股間に当てた手を挙げながら連呼。コクーンはシアターコクーンに
掛けています（山田）。それぞれ情宣（野田○図「カノン」、チケット代高いね、
森本の１週間の生活費とか。紅天女 IN
巌流島（姫川亜弓、北島マヤ出演）
とか、チラシ（折り込みにもあり）を見せながら）。
世界の蜷○が贈る、ゲームと演劇を融合した問題作「蜷○ポケモン」（ＢＧＭ
怪奇大作戦の音楽だっけ？）。ピカチュウに平○二郎（小林一英。結構平さんの
雰囲気でてる物まね）。さとしに野田○樹、ミュー（だっけ？）に月影千草。
なんか盛り上がり。
ＣＦ（映画のそれ風まじめな造り）。森本君がバイトする、吉祥寺の二店をＰＲ。
ビデオ。映画予告編。1998年ＧＴＯ、1999年魔女の条件 2000年 制作費１２万
MATRI(SE)X。黒尽くめでサングラスのマトリックスしてる人達。客席に突入し
ようとして中止。コントマトリックスだ。救世主様と呼ばれた山田は、素っ裸に
され、服返せよと怒り。なに盗聴器！？、一体裸のどこにあるんだよという山田の
言うことを聞かず。掃除機で山田ちんぽを吸引、痛い痛い。
これは仮想現実、これをみよ、とビデオは新宿の路上で素っ裸の３人（おいおい）。
こんなことはありえないな、なるほどと納得する山田。そこにエージェント・コバ、
コンピューターが生んだ最強の戦士がやってくる。小林も脱ぐ。またちんぽ吸引
攻撃にさらされる山田。アヌスとともに責められた山田は救世主として目覚める。
包茎を剥かれて、パワーアップ。山田、小林はキャスタ付き椅子に腹這いになり
マトリックス空中浮遊バトルごっこ。そこにマトリックス本体が登場。iMacのダン
ボールを被った奥村。一同脱力。最終兵器、クイズだ！。クイズだあ？と呆れる
周囲。なんか答えて、マトリックス自爆（だったかな）。
頭から白いぴっちりした衣装で奥村登場。「１人エッヘコント」。美人に変身、９年
監禁とかねたを。継いで、エッヘのコント。和田アキコ、読書、ねた、
バレンタイン（三人土下座して「頼む！！」）、さわやかエッヘ（さらっと似合わない
会話、今年３０才ですか）。カーテンコール。ファンレター（森本が木村拓哉に
似ているとか。そうですかと破り捨てる）
５総代、背景の上から顔を出し。３月はいつものようにやります。お腹いっぱい
ですよね、バイバイ。
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