ベターポーヅ「別冊オトメチック ルネッサンス 雲の絶間姫」
＠新宿 THEATER/TOPS(2001/6/5-10 ステージ)
http://theatertops.tripod.co.jp/
＠大阪 扇町ミュージアムスクエア(6/29-7/1)
作・演出：西島明 振付：永谷亜紀 美術コーディネーター、宣伝美術：東大路道恵
照明：川原敬貴[ロンブル] 音響：江藤海平 衣装：キタサコ製作所
美術助手：藤原孝子 演出助手：米山由希子 舞台監督：小嶋次郎[小嶋舞台］
制作：勝沼智子、川端宏美 協賛：高原書店
出演
猿飛佐助 ：篠田三郎（聞いたか坊主、生臭坊主君）
阿部光代 ：乙骨礼子（元女工）
渡辺道子 ：新田（ともうす者。三郎に恋）
山崎和如 ：立花（相良と名字は違うけど、姉弟）
松浦和香子：九笹（マチコの女中。くさささん）
加藤直美 ：相良（こだわっている人）
市川菜穂 ：耳塚（見下す人）
満留宏子 ：マチコ（お嬢様）
腹筋善之介（客演）：足久保（三郎の友達。マチコの部分的ファン）
西島明 ：んっん少女
2001/6/10(日)晴れ 2:05-3:26pm(1'20) 前方より 客席満員(170人)
客層：20才代中心。女性過半数。
客入れ：当日券不明、適時誘導あり。折り込みパンフ。ごあいさつ、配役、
イラスト、予定、好評加藤直美の過去日記掲載。物販。好評ＣＤパンフ(1200→
1000円に割引)。次回公演。来年の二月、ブルーススカイを客演に。その前に
今秋Ｐ公演があるとか（詳細未定）。
絶滅してしまった乙女を発掘再生？する番外シリーズ３。元惑星ピスタチオ・
腹筋さんがゲスト出演。
舞台。入道雲を意匠化したよな、もこもこに点線うずまきの書き割りが上手下手。
お話。お屋敷のお嬢様・マチコ様、ご病気。彼女の失神する様が大好きな足久保
くんは気になってしょうがない。そんな中、相変わらず、妙なことにこだわる人々
また、篠田は、新田に色目をつかわれて困り顔。歯磨きのチューブのふたをつける
工場勤務の乙骨君の心知らず、見下し好き女工・耳塚。怪しい姉弟の相良、立花。
原作歌舞伎「鳴神」！？。冒頭の坊主とか、歌舞伎舞台まんま風。でもあまり
あんま意識しないでみれたねこ。
すっとこどっこいの素敵。お話よりキャラ芝居、つうか所作を楽しむねこ。
猿飛さんの「乙骨く〜ん」の呼びかけ。渡辺さんの「新田と申すもの」の不敵な
笑い。松浦さんのいちいち舌足らず。山崎さん、加藤さん、市川さんのなんか
わかんないけど、意味不明に自信ありげな態度。阿部さんのお澄ましおばか言動
（今回はセクシー？ポーズありとか）。西島さんのヒキョウな、んっん少女の
不思議エロな佇まい（でも、今回控えめな大仏状態でもの足りず）。
腹筋さんはどうかと思ったら、いつも通り。好き勝手にひたりきりモノローグが
意外とベタポしてたりして。
ダンスはさりげに挿入して、雰囲気醸し。ダンスできばっていた前回より、
似合っていい感じ。冒頭のテーマダンスとかは、シリーズのお約束なお楽しみ。
［月間一覧］ |