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 バットシェバ・アンサンブル「 MINUS6〜オハッド・ナハリンの世界〜」

 @滋賀県大津 びわ湖ホール中ホール(2002/8/10 1ステージ)
 http://www.biwako-hall.or.jp/
 全指定 前売りS席6000円 A席4000円 当日+1000円 ペチケットS席10000円
 
 芸術監督:Ohad Naharin ゼネラルマネージャー:Naomi Bloch Fortis
 衣装デザイン: Rakefet Levy 照明プラン:Avi Yona Bueno - Bambi
 リハーサル ディレクター:Aya Israeli 舞台監督: Eldad Mannheim
 エレクトリシャン: Itzik Assulin 音響:MoShe ShaSho
 主催者:グルービズムカンパニー 共催:びわ湖ホール、イスラエル大使館
 JADE公式HP http://www.jadefes.jp/jpn/index.html
 本公演詳細サイト http://www5.plala.or.jp/natu/bat/index.html
 出演:
 バットシェバ・アンサンブル
 Yaniv Avraham Michal Agasi,Rachel Osborne, Idan Gorlitzky,Matan David,
 Adi Zlatin,Roy ltzak Halevy,Asher Lev,Maya Lipsker,Florencia Lamarka,
 Talia Landa/Deborah Peretti,Shi Prat,Doron Raz,Guy Shomroni,Gabby Spitzer

 2002/8/10(土)晴 4:12-5:38PM(26/休20/31) 中段より 客席9割(700人)
 客層:20歳代前半女性最多に老若男女。家族連れ、ご近所のおばさんおじさんも。
 客入れ:当日券あり、後方脇に空席あり。場内案内都度あり。クロークはなし?
 (ホール入り口に大型のコインロッカー)。琵琶湖が一望のロビーが心地よし。
 折り込みパンフ。A5版 4ページ。カンパニ紹介、スタッフ、ダンサークレジット。
 使用曲の記載◎。物販なし。公演終了後、オハッド・ナハリンのアフタートークあり
 時間がなく、未参加ねこ。

 バットシェバ舞踊団の若手ダンサー育成を目的としたカンパニ(90年設立)とか。
 
 構成。代表作「アナフェイズ」「プラステリナ(ねこ未見)」から抜粋した、今回
 向けプログラムとか。円陣イスから立ち倒れパフォーマンスや、鳥みたいヒュコ
 ヒョコ歩き男女ダンスなど代表作あり。
 
 目茶かっこいい、おもしろい、やっぱ素敵なバットシェバ。見とれちゃう鍛えぬかれ
 た肢体の美しさ。バネのように弾けきり、絹のように流れる動き。やたら細かくて、
 でも滅法大胆な、よくわかんない馬鹿っぽい振付。ダンス止めず、客席を刺激し続け
 る茶目っ気。今回は若い猛々しさ、誰にもおいらを止められないぜな勢いを加えて、
 もうたまんない。ほとんどは初見だろう老若男女客席から、自然にあがる拍手や笑い
 声に共感しつつ、幸せ感じるねこ。東京、滋賀の2都市3回公演なんて、もったいなさ
 すぎ。世界情勢が安定したら、またきてほしいねこ。

主な構成
0客入れ 舞台に白い筒型十字ビニールオブジェ。ブロアで中を吹き上げられ、
 「手」「胴」をゆらゆらばたばた。まるで踊ってるよう。

1 イエラエルのポップス?。全員グレーのランニングウェア。前方に居並んで、手足
 を早間、自在に動かしてばたばた。てんでソロ、ときどき腰だめに手を出して激しく
 振るユニゾン。

2ギター伴奏で穏やかにグリースリーヴズ・ヴォーカル。男女ペア。ちょこちょこした
 手など動き、ダイナミックな体の動きを交互に緩急激しく。中腰歩きで捕まえ、激し
 くおいかっけっこ。シンメトリの動きをみせたり、きれい。

3下手、手前にジャケットをきた男。器具をぶんぶんと回し、雨音発し。中央奥から女
 がゆったりとセクシーな動きで歩み出。左右からペア、3人のユニゾンダンスが横断
 セクシー女はジャケット男に歩み寄り、器具をとめる。男を一人残し、周囲は群舞、
 矩形に歩く、崩れるを繰り返し。取り残された男、アモールなんとかと叫び。音楽の
 ビート激しく、男は横になって歌い。他大勢は囲んで走り周り。後方から、黒と赤の
 装い、1m高さに足を伸長したドラッククイーン然とした女がゆったりと登場。
 幕がさがり、女にスポットライト。ドラッククイーン、マンボのリズムで体をスウィ
 ングしながら歌い、ステップふんで踊り。幕が上がると、全員黒のジャケットをきて
 展開。

4オーバー・ザ・レインボウ。甘い男性の恋のささやきがムーディにのるジャズアレン
 ジ。歌詞の内容にあわせ、手などでマイム(スターライト、で手をちかちか振り下ろ
 しとか)。

5休憩ですとアナウンス。幕が下りて、長句の黒人男性が一人舞台に残り。マンボなど
 ラテンナンバーにあわせて思いのままに踊り。休憩中ずっとノリノリ、腰をくいくい
 、手をふりふり。客席も結構残って、にこにこと眺め、振りをまねする人もあり。
 握手しようと男性客が手をさしだすも、だめと軽く払われたりで笑い。休憩終了。

6幕があがり、踊る男性の後ろにジャケット姿の全員、曲は「ギフト」。ボサノバの
 リズムにのってスケーティングダンスのようにユニゾン。男が一人前にでて叫び、幕。

7舞台幅いっぱいにイスを円弧状にならべ、帽子をかぶり黒づくめで座り。上手の一人
 は倒れており、中央上手よりに空席一つ。そこに下手から男がゆっくりとあるいて
 くる。その間、座ってじたばた、のけぞって帽子とばし、立ち上がりの椅子ダンスを
 繰り返し。

8女性ダンサー6人、前へ、メトロノームが刻むよなリズム。歩き、手仕草、ミニマル
 に繰り返し。エスニックな衣装の男性一人、下手で3点倒立。ソロと2,3人のユニ
 ゾンダンス。激しく手足、くねり、横臥と緩急ある動き。

9エスニック衣装の男女。女くねくね、上手から男がひょこひょことやってくる。男が
 ズボン前をびろーんと広げ、女にのぞき見させ、中からなんかだし。向き合った後、
 男にひょこひょこと追従して歩いて、立ち上がって意気揚々と歩いたりのペアダンス
 立場を入れ替え、女がズボンの前を広げ。男が手をいれようとするが、ぶるぶる震え
 てできず、怖い?。素知らぬ顔でぴょこぴょこダンス繰り返し。
 
10ユーロビートでオーバー・ザ・レインボウ。全員、帽子をかぶってユニゾンダンス
 客席に降り、パートナーを選び、再び舞台。ペア20組ほど。チャチャチャマンボ。
 髪の毛の薄いおじさんもおばさんも、ダンサーにあわせて踊るよ。ダンサーな子?も
 いて、巧拙はとりどり。向き合ったり、円陣組んだり、フォーメイション変え。
 前列に並び。ぶるぶる震えるダンサーにあわせてみな踊り。またペアダンス〜踊れる
 おばあちゃんとのペアを残し、客席に帰り。はげしめのビート、踊りあげて、二人に
 やんやの拍手と握手。

11テクノな曲。全員が固まりになって歩く、一人ずつ離れ、激しくソロ。4,5人
 づつ並んで前へ〜半円になり。ピアノ、別れの曲。起立するダンサーの中、男性
 ソロ。プラカードもった男性、裏返すと「終」。カーテンコール。踊りたいないと
 ばかりに、ダンスノンストップ。

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