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 ホリプロ ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」

 @赤坂ACTシアター(2003/5/29-6/22 30ステージ)6/2・6/3・6/9・6/10・6/16休演
 http://www.tbs.co.jp/act/index-j.htm
 全指定 前売り当日共 S席13000円 A席9000円 ペアシート24000円 当日立見7000円

 脚本・オリジナル版演出・振付:ボブ・フォッシー
 演出:ウォルター・ボビー 作曲:ジョン・カンダー 作詞:フレッド・エッブ
 振付:アン・ラインキング 総音楽監督:ロブ・フィッシャー
 音楽監督:ガース・ホール 装置デザイン:ジョン・りー・ビーティー
 衣装デザイン:ウィリアム・アイヴィー・ロング 照明デザイン:ケン・ビリントン
 音響デザイン:リック・クラーク 編曲:ラルフ・バーンズ
 ダンス音楽アレンジ:ピーター・ハワード 脚本:デヴィッド・トンプソン
 演出:スコット・ファリス 振付:ゲイリー・クリスト
 芸術監督:ステイシー・ヘインズ キャスティング:デヴィッド・グリンドロッド
 主催:TBS、ホリプロ、キョ-ドー東京、朝日新聞
 招聘・制作:キョ-ドー東京、ホリプロ
 公式HP  http://www.chicago2003.com/
 出演:
 エマ・クリフォード :ロキシー・ハート(ダンサー、愛人を銃殺)
 マーティ・ペロウ  :ビリー・フリン(悪徳敏腕・弁護士)
 リサ・ドンモール  :ヴェルマ・ケリー(女囚人、夫を殺害)
 マーティン・キャラガン:エイモス・ハート(ロキシーの夫)
 デブラ・マイケルズ :マトロン・'ママ'・モートン(婦人看守)
 モーガン・クロウリー:メアリー・サンシャイン(新聞記者)
 
 フィリップ・アイデン:アーロン
 ジェニファー・アシュトン:リズ
 ヴェリティ・ベンサム:ゴー・トゥー・ヘル・キティー
 クレア・コーツ   :アニー
 ハレー・フラハーティ:モナ
 アーロン・フランシス:スウィング
 サム・ホール    :陪審員
 メラニー・ハウズリー:スウィング
 サラ・キートン   :ハニャック
 ロバート・ケリー  :ドクター/ハリー
 リー・ロマス    :スウィング
 アナ・ロウ     :スウィング
 スティーブン・パリング:マーティン・ハリソン
 ボニー・パーカー   :ジェーン
 ジェイク・サミュエルズ:フレッド・ケイスリー(ロキシーの愛人)
 スペーサー・スタッフォード:フォーガーティ
 バーナビー・トンプソン:コート・クラーク

 2003/6/23(月)曇|雨 2:07-4:28PM(1'07/休20/54) 中段より 客席ほぼ満員(人)
 客層:ほとんど20-30才代女性。男性は関係者か、おじさん多し。
 客入れ:当日券。A席は売り切れ。最後尾の立ち見7000円、今回は6,7人。場内誘導
 適時あり。終演後、不要チラシの回収あり。気が利いて○。
 物販。パンフ(A4横 42ページ 2000円)、Tシャツ2500円、携帯ストラップ1200円、
 ブロードウェイ版CD2500?円(ロンドン版は売り切れ)。タオル、トートバックは
 売り切れ。

 1975年ブロードウェイ初演、1996年リバイバル、翌年ロンドン初演。本邦は1999年
 初来日公演。映画版のアカデミー賞受賞を追い風にした今回公演。
 
 舞台。黄金色の額縁。幕が上がれば、段々畑にジャズバンド、最上段はブラス一面、
 中程に演台。舞台両袖前方に天井まで梯子。な配置のせいか、猫の額にみえる、
 狭こい舞台印象。字幕スーパーは舞台両翼に縦表示。
 正面席で、字幕に気を取られると、舞台を見過ごしそうでいやね(予習要)。
 
 お話。心寄せたSEXフレンドが妻子持ちと知り、ショーガール逆上。殺害し囚われるも
 、愛がすべてとうそぶく、スター弁護士の演出で無罪放免。スキャンダルを逆手にとり
 一躍時の人に。やったね。
 
 嬉しい、生フォッシーダンス。シンプルでスタイリッシュなのに、艶っぽくてセクシー。
 シニカルな歌詞を心弾みとろかすメロディにのせた、大人な名曲の数々。映画にない
 曲目を生ダンス付で観られて○。と、美味なれど、満腹感はうーん。全体に線が細い
 印象。こってりが食べたかったのにさっぱりロース、上等なのに満足できない、よな。
 舞台がせまく、アンサンブル場面とか窮屈そう、なのに会場はでかすぎで密度薄めに
 感じたせいもあるかも。

 個々。アンサンブル。特定できないけど、ムラある印象。とくに男性で、もすこし
 丁寧な動きがほしいなと思う時あり。ソロ。ロキシー役・エマ。痩身過ぎ(こってり以下
 同文)かわいさは一番、歌いながらの笑顔も小悪魔に素敵。ヴェルマ役・リサ。
 は虫類系顔にちとビビリ入る初印象も、歌い踊れば気にならず、魅力的。ビリー役・
 ペロウ。甘い歌声と笑顔が魅力的。もっと押しの強さ、ダイナミックさがほしいと、
 思えどアンコールしたい率高め。女看守役・デブラ。いいんだけど、こってり以下同文。
 エイモス役・マーティン。(体型のせいじゃなく)満腹感最高。Mr. Cellophaneの
 おもしろ悲しい歌と演技◎。一番の演技派印象。ペロウに勝ってたりして(うーん)。

 曲目リスト(* 映画版にない曲)
1.All That Jazz
2.Funny Honey
3.Cell Block Tango
4.When You're Good to Mama
5.Tap Dance
6.All I Care About 私にとって大切なのは
7.Little Bit of Good *
8.We Both Reached for the Gun
9.Roxie
10.I Can't Do It Alone
11.My Own Best Friend 一番の親友 *

12.2幕への前奏曲
13.I know a Girl *
14.Me and My Baby *
15.Mr. Cellophane
16.When Velma Takes the Stand
17.Razzle Dazzle ラズル・ダズル
18.Calss お上品 *
19.Nowadays 近ごろは
20.Hot Honey Rag *
21.フィナーレ

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