FICTION「包み紙と並べ方だけ変えといて。」
＠新宿 THEATER/TOPS(2003/7/23-28 8ステージ）
http://members.tripod.co.jp/theatertops/
前売 指定2700円 自由2500円 当日 指定・自由共2800円
学生 前売・当日共2000円（劇団のみ） リピータ割引1500円
作・演出：山下澄人 照明：高橋秀彰 音響：別所ちふゆ
舞台監督：バタヤンとオオニシとFICTION 宣伝美術：西山昭彦
大中小道具係：バタヤンと萩田忠利 車両係：井上唯我 その他雑用：FICTION奴隷軍
企画・制作：OFFICE FICTION 製作：原田裕、井上淳司
出演：
「地獄」（2000年初演）
福島 恵：ピンクオニ（紅一点鬼 まじめ、愛想なし）
多田明弘：天使（好青年風で実はわがまま）
荻田忠利：オニイカ（下人。ピンクの恋人）
山田一雄：アオオニ（クロの子分）
山下澄人：クロオニ（仕事をしない、口が達者な門番）
矢田政伸：男（ソープで焼死した人間）
「グリーン」（2000年初演）
荻田忠利：オジギソウ(枯れかけ）
山下澄人：三色スミレ（いつまでも花が咲かない）
井上唯我：ヒマワリ
山田一雄：エノコログサ(雑草）
福島 恵：女（草花の育て主。ものぐさ）
「地縛霊」(1999年初演）
山下澄人：ヒデキ（プー太郎）
大山 健：タニグチ（仕組まれたリストラで自殺）
矢田政伸：キンバラ（女房を寝取られて、焼身自殺）
井上唯我：若い男
荻田忠利：ゴロー（ヒデキの子分）
2003/7/27(日)晴 2:07-3:33PM(1'26) 中段より 客席ほぼ満員（120人）
客層：20-30才代中心に老若男女、概ね大人客席。男女半々。
客入れ：当日券不明。前2列、最後尾4列自由席、中程7列指定席。クッション2枚追加で
手厚いサービス。下手に通路設置で奥も入りやすし。千鳥配置はよけれど、きれいに
できてないので足がやや斜め。前後が狭いせいもあり。チラシは数枚しかないのに、
ビニール袋にいれて、親切。折り込みパンフ。B5 3ページ。挨拶、歴史、顔写真付き
配役表。次回公演。11/28-12/1新作長編「小太りアリス(仮)」＠アイランドホール。
物販。ポストカード 詰め合わせ500円。
2,3年前作品にて、初の再演公演とか。
舞台。素舞台。脚立とか、持ち込み式。
お話。「地獄」悪行のためか、死んで後、鬼となり、門番をしてる男女。むっつりして
る女鬼(ピンク)への天使をいれての、思いこみと勘違い恋愛。結構、男ども大人げなく。
「グリーン」ベランダの花と草達の劣等感と優越感。いい感じな連帯感ができるけど
、育ててる人間がだめじゃね。
「自縛霊」プー太郎のヒデキ。冬の公園で野宿して、仮死。女の裏切りやリストラから
自殺した男自縛霊と知り合い。怨念を晴らすためと懇願されて、仮死中の体を貸して
しまう。
ショートショートっぽい、物語指向。近作よりも特異な設定にふーんねこ。コスプレ
は、役者なキャラにゆるやかに変遷して、プー太郎キャラは相変わらず、なんね。
マイペースな彼ららしいと、ほほえみねこ。我は張るけど裏打ちなしの情けなさ、
とほほな愛すべきキャラのおかしさ○。一話30分と潔い構成も相変わらず、○。
役者。山下澄人さん。作品のせいか、いつもよりちょっとテンパッてる印象。
荻田忠利さん。押したり（地獄）、ひいたり（グリーン）、味わいが違うキャラを
器用に演じて○。
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