＠渋谷 PARCO劇場（2005/4/16-5/8 22ステージ）4/23S JCBカード貸切
http://www.parco-play.com/web/page/
全指定 前売り当日とも7500円
＠名古屋 愛知厚生年金会館 5/10 1ステージ
＠新潟 新潟市民芸術文化会館・劇場 5/12 1ステージ
＠仙台 仙台イズミティ21 大ホール 5/14 1ステージ
＠福岡 福岡市民会館 5/16 1ステージ
＠大阪 シアター・ドラマシティ 5/19-22 12ステージ
作・演出：後藤ひろひと[Piper]
美術：島川とおる 照明：笠原俊幸 音響：井上正弘 衣裳：関けいこ
ヘアメイク：西川直子 演出助手：高野玲 舞台監督：二瓶剛雄
アクション指導：田尻茂一、川原正嗣、前田悟、武田浩二[アクションクラブ]
方言指導：権藤昌弘、西原誠吾
宣伝美術：永瀬祐一 宣伝ヘアメイク：石田賢治 宣伝衣裳：矢野恵美子
プロデューサー：尾形真由美 製作：伊東勇[パルコ] 主催：ＴＢＳラジオ
制作協力：（株）吉本興業 企画・製作：（株）パルコ
出演：
伊原剛志 ：乾 利貴（通称シャッフル 刑事）
奥菜 恵 ：三つ葉幸子（警備員）
風花 舞 ：ハート（宝石強盗団の女ボス）
山内圭哉[Piper] ：ラミー（宝石強盗団のメンバー）
松谷賢示 ：ＢＪ（宝石強盗団のメンバー）
平田敦子 ：剣（つるぎ シャッフルらの上司係長
三上市朗[劇団M.O.P.]]：梶野（シャッフルの同僚刑事）
澤田育子[拙者ムニエル] ：ダイヤモンド（シャッフルのストーカー）
鹿内 孝：賽野目（さいのめ 脳外科医）
勇太 ：平札（シャッフルの後輩刑事）
後藤ひろひと：ジョーカー
石野真子 ：石野真子（本人役）
2005/4/29(金祝)晴 2:08-4:19PM(2'05) 後方より 客席ほぼ満員(460人)
客層：20-30歳代中心に女性8割。いつもよか年齢幅狭め。最前方は男子過半数。
客入れ：当日券たぶんあり、補助椅子いくつかあり。折り込みパンフなし。
チラシ束はやや厚め。物販。パンフ（大判B4 54ページ 2000円)チラシ同様
ポップ配色、結構文字数もあり。ビニール袋付き。Ｔシャツ2800円。クリア
ファイル600円。カーテンコール6分2回。日替わりお楽しみつき。
大王こと後藤ひろひと、久々の作・演出作品。プリチー・奥菜恵の結婚後復帰も
ちょっと話題。
舞台。ロイ・リキテンシュタイン風ポップ・アートな女性画をマンガ割りしたパネル
3面。 それぞれ回転舞台にくるくる、組み合わせて場面転換。
お話。要領がいい、というか女癖の悪い刑事シャッフル。憎みきれないろくでなし
のくせに、プリチーな石野真子好き。とある日、盗賊団捜査のおはちが回ってくる。
盗賊団に騙し盗られ、失職した女警備員に腹いせに殴られるも、ボスの目撃者と
しり、臨時タッグ。まんまとアジトに侵入するが事故にあってしまう。驚異的に
回復もとんだ後遺症。自分が知る名と、目の前の見た目が一致しないのだ。相貌
失認！？。当然入院を勧められるが世間＝盗賊団がそうはさせてくれず、てなもんや。
ドタバタしまくり、シニカル忘れずな大王テイスト。「安い物語」に「安い芝居」
が確信犯にマッチ。（親しみを込めて）駅前劇場クラスな大王演劇を「気安く」
楽しむねこ。ワンアイデアのシチュエーションコメディ、それに毒を割り込ませる
趣向。見所は、行方しれずの混戦ぶりと、美人女優たちの滅私奉公な怪演。特に
後者、石野さんとか将来を考えて、これでいいのだろうかな、マンガ演技だし。
ラブストーリー、シニカルな挿話が余分に感じるほどに愉快。ほか、平田さん、
山内さんの使い方は期待通り。つぼをついた面白さ○。三上さんが地味にみえる
ほど。ブスかわいい演技の奥菜さんには、ほほえみねこ。
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