＠新宿 pamplemousse(2005/10/14-16 ステージ)
http://pample.hp.infoseek.co.jp/
＠札幌 シアターZOO 10/1-3 3ステージ
＠仙台 エルパーク 10/17 1ステージ
＠弘前 スタジオ・デネガ 10/20-23 3ステージ
作・演出：長谷川孝治 舞台監督：野村眞仁 照明：中村昭一郎 音響：工藤早希子
舞台美術：石橋はな 装置：鈴木徳人 制作：有限会社弘前劇場
後援：青森市中世の館 助成：文化庁
平成17年度芸術創造活動重点支援事業（東京・弘前公演）
平成17年度芸術拠点形成事業（札幌公演）
出演：
鈴木真 ：粕谷正（ガソリンスタンドアルバイター）
山田モモジ：中山光（同上、粕谷の大学時代の後輩）
永井浩仁 ：服部忍（サーファー）
工藤早希子？（斉藤蘭、櫻庭由佳子@東京・弘前 平塚麻依子@仙台）
：中条幸（高校卒業後無職）
参考【札幌公演】鈴木真、山田モモジ、川崎勇人[TPS]、内田紀子[TPS]
2005/10/16(日)曇 5:06-6:42Pm(1'36) 最前方より 客席8割(6?0人)
客層：20-30歳代最多に幅広く。男女半々。
客入れ：開場時詳細不明。土足可、座布団１、ベンチ１、パイプ椅子6。床芝居が
あるので、前よりが○。折り込みチラシ、それなり。
折り込みパンフ。A5 3ページ。挨拶文なし。あらすじ掲載。次回公演。3/17-19
＠ザムザ阿佐ヶ谷「職員室の午後」再演。7月新作。
物販。台本1000？円ほか。 カーテンコール演出折り込みで1回。
役者を極限まで追い込むシリーズ作、再演。開催地キャストをいれ、変えながらの
上演。
舞台。真夏、港町、閑古鳥のかんかん照りガソリンスタンド設定。中央〜下手さび
かけた金属板の壁、下手側にドラム缶、中型バイク。上手は壁はなく、鉄パイプが
組まれ。
お話。度が過ぎたわがまま言動の先輩、忍耐強く聞き役となる後輩。どうにかして
しまったその訳を知らず。ただ灼熱の太陽と同じく、身心を苦しめるのだけは明々
白々で。
いい感じの役者が揃って、魅せる生き地獄。男２人のガチンコ芝居を堪能するねこ。
鈴木さん。太い眉に男気な押しの強さ、知的な野蛮人とでもいえようかな、アクの
強い存在感。モノローグに狂気の鎧の中の人間味、その脆さ、危うさをみせて哀しく
味わい。棘ある薔薇、その花瓶の繊細さのような。他の芝居もみてみたいねこ。
山田さん。度胸と実力を身につけ、極限状態もタフに挑み。しかし、マッチョならず
等身大の姿勢をしっかりと保ち、好感ねこ。
［月間一覧］