＠大崎 アトリエヘリコプター(2007/7/24,26,28,30 8/2,4,5 7ステージ)
7/24〜30 前売2000円 当日2500円 8/1〜5 前売2500円 当日3000円
終演後にアンケートを500円で買い取るキャッシュバックつき
脚本・演出：岩井秀人
照明協力：松本大介（enjin-light） 音響協力：荒木まや（ステージ・オフィス）
特殊衣裳：坂東智代（Chacotto） 本番撮影：TRICKSTER FILM 舞台写真：岩井泉
票券管理：有田真代（背番号零） 当日運営：田辺恵瑠 制作：三好佐智子
出演：
黒田大輔[THE SHAMPOO HAT]：津川吾郎
金子岳憲 ：津川雅彦（吾郎の父）
市子嶋しのぶ[カムカムミニキーナ]：津川幸子（吾郎の母）
浜田信也[イキウメ］ ：萩原欽一（吾郎の友達）
大久保亜美[ｍｏｎ/青年団]：萩原ミエ（欽一の母）
岩井秀人 ：品川幸雄（市民劇団演出家）
三浦俊輔 ：本多
師岡広明[豚肉３カイキ]：山田
永井若葉 ：米田
2007/8/5(日)晴 3:08-4:48PM(1'40) 正面前方 客席超満員(70人)
客層：20-30歳代中心、時々中年層。男女半々。
客入れ：ゆったり埋まる客席。Ｌ型ひな壇客席。正面（椅子4列桟敷1列）が見やすい
と誘導。折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ A5 4ページ。カーテンコール
1回。
プレビューと再演2本立ての後者。
舞台。がらんとした空間に平台、畳の一部と脱ぎ散らかしたＴシャツとお菓子が床。
一角にテレビ、シールを貼るなんて小学生だなな装飾。役者は平台外の椅子に腰掛け
、出待ちを晒し。
お話。ファミコンを買ってもらえない子供は自意識過剰。ファミコンやりたくて、
でも他人の家でもじもじ、トイレも言い出せず、おもらし。彼の友達は母子家庭、
母親は市民劇団の女優。演出家はワンマン、作風は不条理、劇団員もちょっと変。
理不尽なことを言われても、演出家を慕っているよう。人って不思議よね。
切なすぎ、でも笑っちゃう。痛い体験をそのままに、でもおかしみに転じて○。見事
なまでに自意識過剰な少年振りをみせる黒田少年、じゃなく黒田さん演技も◎。
少年の妄想暴走ＲＰＧへ展開と思いきや、後半は劇団品川カンパニーのお話へと。
滅茶な演出家と、困りながらも楽しそうな役者達のおかしな世界。世に組みすること
のない頑固さと、気ままぶりに愛情を感じるねこ。
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