＠京都 スペース・イサン(2007/8/11-13 5ステージ)
全自由 1800円 日時指定割引1500円 ペアチケット2500円
団体チケット1000円/1名 (10名以上)
脚本：黒川猛 秘書：山本佳世 制作：丸井重樹
舞台監督：浜村修司(GEKKEN staff room) 照明：高原文江(GEKKEN staff room)
音響：小早川保隆 音楽：岩本天王 絵：中川剛 制作協力：アトリエ劇研
出演：
ACT1妖精たちの挽歌
出演：黒川猛、堀江洋一
ACT2スパイダーマンに告ぐ
出演：黒川猛
ACT3天覧コント〜大森ヘップバーンの「チャンピオン」
出演：黒川猛、徳永勝則、堀江洋一、松村康右、山方由美
2007/8/13(月)猛暑 7:34-9:20PM(1'44) 後方中央 客席超満員(100？人)
客層：20-30歳代中心、学生っぽい人多め。男性過半数？。
客入れ：開場と受付同時、チケットを持っている人は先行入場。緩い雛壇に桟敷
3ベンチ2椅子3列。見やすいからと中央詰めあり。後ほど入口前に増席。お客さん
が多いので暑くなる、エアコンはいれたままとのアナウンスに安心。
折り込みチラシ 少ないのにビニール袋入りで親切。折り込みパンフ A4両面。
次回公演。11月黒川猛ソロライブ＠スペースイサン 2/8-12「ベトナムイサン」
＠精華小劇場 カーテンコール1回2分。
長編構想も諸事情から頓挫？、今回もオムニバス。
舞台。素舞台。壁にスクリーン。
お話。「妖精たちの挽歌」アルミ缶をぶらさげたおっさん、なにをふざけてと出会っ
た男が聞けば、アルミの妖精（自称）。自分が見えていることに驚愕され。周囲には
著作権法違反きわどい造形の妖精がいるらしい。見えない妖精と見えてる妖精、
ファンタジーに取り込まれそうで男の混乱は増すのだが。
「スパイダーマンに告ぐ」○○にかまれて変身、○○マン。ちゃぶ台に向かい熱く
書きつづる作家。スクリーンに投影されるアイデア。蟻〜アントマン、てんとう虫〜
パス、で今回も最後は「ブッシュ」に噛まれて。
「天覧コント」なぜか行われることになった、やんごとなき方にお見せするコント
大会。なぜか選ばれた、過激でシュールなねたが得意の大森ヘップバーン。疑惑と
不安を抱きつ初打ち合わせ。宮内庁の役人と思いきや民間プロモータ。笑いが好きと
いう彼女に安堵も、その注文は辛らつを極めて。さて、あの方を楽しませることが
できるのだろうか、はたまた反骨の志を発揮できるのか。
ピリ辛どころか、ガツンと辛い風刺が一層。パロディのキャラはどこかで観たキャラ
を歪めて毒毒。世間にはびこる安易なファンタジーを笑った内容とも手厳しい。
スパイダーマンの舌鋒は変わらず、鋭い。天覧コントはまた生々しい、タブーへの
恐れを京都在住の彼らがやるのもなかなか。
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