＠下北沢 本多劇場(2008/2/21-28 10ステージ)
http://www.honda-geki.com/aaa/honda1.html
全指定 前売5300円 当日5800円
＠仙台 仙台市民会館小ホール 3/3
＠大阪 シアタードラマシティ 3/5
＠札幌 札幌道新ホール 3/17
＠焼津 焼津市文化センター・中ホール 3/21
＠広島 ＮＴＴクレドホール 3/24
＠松山 松山市民会館中ホール 3/26
＠福岡 イムズホール 3/28-29
作・構成・演出・出演：吹越満
創作ブレイン：中村ノゾム、岩谷健司 作曲：畑中正人 照明：榎田雅之
音響：眞澤則子 衣裳：SHIGEZO 映像：ムーチョ村松 演出助手：富所浩一
舞台監督：木村力 宣伝美術：島田光男 写真：設楽光徳
ヘアメイク：キクチタダシ 製作：中村文重、中村ステージプロダクション
2008/2/24(日)快晴・強風 6:05-7:46PM(1'40)後方上手 客席8割(290人)
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：折り込みチラシ極厚。パンフなし。後方に空席。物販。ポスター600?円。
Tシャツ 3500円／2800円 携帯ストラップ600円。カーテンコール1回1分。
下北沢はひさびさじゃないかな、な恒例一人芝居新作。
舞台。後方スクリーン。紗幕を下ろして、写し絵をライブでみせる趣向あり。
下手に着替え(休憩？）とか、イッセー尾形な舞台外舞台。
構成。タイトル未定のタイトルどおり、やり場にこまる、抜けている、形容しがたい
な発想のねたぞろい。
凝ってこだわる笑いぞろい。回毎に造り込みを増してまあ大変。無いものを表現する
既成の概念を崩す、説明し難いことを物語る、意外性に富んだねたばかり。ギネスに
挑戦？な過去最多数の一人芝居や、まじで命がけかもな体当たりパフォーマンスも
あり。話術、身体表現、あと映像と種々得意技を活かして、見所コロコロコミックと
楽しいねこ。
構成覚書（ねたばれ）
・スクリーンにライブ写し絵。まず公演タイトルなど、クレジット。
・タイト未定だと話題に困りそうなので、皆さんにきめてもらいますと、3人から聞き
出し。今回は好きな食べ物から、「みかん」に決定。早速、ライブ写し絵。
・朝の食事風景。調度無く、言葉とマイムで説明と思いきや、さにあらず。虚では
なく確かにそこにある「無対象の表現」（イッセー尾形？）。子供が部屋にガレー
ジドアを表現したり、父親はあることを無視してごまかしたり、てんてこ舞い。
・物の状態に関する質問。テーブルにブーツが一足倒れている。明日天気になあれ、
から始まる答えは、どんどん長くシュールな物語となるが、正解とならない。
・生着替え。明滅を繰り返す内に変化。何故かペットボトルが増えたり、消えたり、
移動したり。
・ペットボトル、ＣＤ、ティッシュとありふれた日用品が展示されている店。実用品
ではない、仕草の装飾品です、と店員売り込み。指先に500mlペットボトルを刺し
て、指先のおしゃれ。腕組みを飾るハ○ガー、鞄、ネクタイ、メジャー、計りが
どんな「装飾品」かを講釈。
・物の状態に関する質問。パイプ椅子が天地あべこべに重なり。体位といきなりしも
ねたから始まり、またもやシュール度を増していく。
・臭くて雑然とした独身アパート、一念発起して片付け開始。３次元ＣＧな部屋映像
と絡み、バレエ白鳥の湖を当て振りしながらの整理整頓。
・下手で着替え。片付けダンスでお疲れのご様子。
・積み木ずし。寿司屋かと思いきや、旬の積み木を提供。映画タイトルから一文字を
抜いた状態を演じてみせる。そこに至る物語がくだらないのに、無駄に凝っていて
おかしい。アウトサイダー、ビートルジュース、仮面の忍者 赤影、ターザン、
プラトーン、永遠の１／２、ピアノレッスン、ボクサー、どついたるねん、
カサブランカ、ハリケーン、自転車泥棒、サーキットの狼、ハルク、身代金、
危険な情事、二代目はクリスチャン、しこぶんじゃった、パイレーツ・オブ・カリ
ビアン、Ｗの悲劇。
・過去最大の登場人物でおくる一人芝居。とあるクラス会を巡ってのあれこれ。50人
超？。劇団のカーテンコールつき。
・命を賭けた芝居。スタッフは誰もとめませんでした。演技中、客席から悲鳴と感嘆
の声が湧き。
・没ネタコーナー。今回は半端でなくボリュームあります。稽古をみっちりして没に
した「シザーハンズ」。
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