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  パルコ・プロデュース「49日後…」

 @渋谷 PARCO劇場(2008/4/12-5/6 29ステージ)
 http://www.parco-play.com/web/page/
 全指定 前売り当日とも7500円
  @愛知 愛知厚生年金会館 5/9-11 3ステージ
  @札幌 札幌市教育文化会館 5/14 1ステージ
  @大阪 シアタードラマシティ 5/21-25 7ステージ

 原案:古田新太&池田成志 作:竹内佑[芝居流通センター デス電所] 演出:池田成志
 美術:小松信雄 照明:佐藤啓 音楽:和田俊輔 音響:大木裕介 衣裳:伊藤早苗
 ヘアメイク:西川直子 映像:ムーチョ村松 演出助手:大堀光威
 舞台監督:加藤高 宣伝美術:河野真一 宣伝写真:岡田貴之 宣伝:る・ひまわり
 プロデューサー:佐藤玄 制作:高石由紀子 製作:山崎浩一
 出演:
 池田成志:川口芳郎(遺品処理業者 社長)
 古田新太:大和田旬(遺品処理業者 社長と同級生)  *[劇団☆新感線]
 八嶋智人:相沢達之(遺品処理業者 ベテランバイト) *[カムカムミニキーナ]
 松重豊 :中西哲夫(遺品処理業者 中途採用新人)
 小田茜 :能勢夏帆(葬儀社社員)

 2008/4/30(水)晴 2:05-4:04PM(1'58)後方下手 客席満員(460人)
 客層:20-30才代中心、女性8,9割。お友達連れ中心。
 客入れ:当日券有り、詳細不明。物販。パンフ A4横 48ページ 1500円 生前葬
 特集。竹内佑のキャラ毎スピンオフ短編に笑い。ポスター1000円/500円
 カーテンコール1回1分 最後まで遊びは止まず。

 古田新太×池田成志企画第3弾。関西注目株・デス電所 竹内佑脚本にて。

 舞台。でかい平屋の廃屋。というかごみ屋敷。広く居間、中央廊下から浴室と寝室に
 繋がる設定。下手にアップライトピアノ、隣に冷蔵庫。壁沿いに箪笥類。戸外に
 犬小屋がある中庭と石垣の土手。

 お話。自殺した一人暮らしの老人宅。遺品処理業者の4人が片付けにやってくる。
 立ち会う葬儀社の社員は、権利書と実印を探し出せと厳命。どうも様子がおかしい。

 キャラ芝居、執拗に楽しめ。竹内佑脚本にしては目黒のさんまな、薄い物語展開に
 不満ねこ。前半はコミカルにお化け屋敷趣向。不気味な設定に、ふざけた役者芝居の
 ギャップで笑わせ。とくに、悪のり声色の古田さん○。不動産屋を巡る第一真相は
 わかりやす過ぎ、男達との交流もあんまなく、物足りないねこ。終盤一気に転がる
 けど、もっとじっくり練って絡めて描いてほしいところ。唯一、しっかり芝居が
 松重さんだけというのも、うーん。ほんでも、久しぶりに成志、八嶋のテンション
 芝居が見られて嬉しいねこ。

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