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 PARCO「恐竜と隣人のポルカ〜K/T BOUNDARY〜」

 @渋谷 PARCO劇場(2008/5/24-6/15 25ステージ)
 http://www.parco-play.com/web/page/
 全指定 7500円
  @愛知 愛知厚生年金会館 6/19 1ステージ
  @新潟 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)劇場 6/26 1ステージ
  @福岡 福岡市民会館 6/28 1ステージ
  @広島 広島アステールプラザ大ホール 6/30 1ステージ
  @宮城 仙台電力ホール 7/2 1ステージ
  @大阪 シアタードラマシティ 7/4-6 5ステージ

 脚本・演出:後藤ひろひと[Piper]
 美術:池田ともゆき 音楽:石田雄一 照明:吉川ひろ子 音響:原田耕児
 衣裳:藤井享子 ヘア&メイク:西川直子 演出助手:高野玲
 舞台監督:林和宏 宣伝美術:永瀬祐一 プロデューサー:尾形真由美
 製作:山崎浩一 企画・製作:(株)パルコ
 出演:
 寺脇康文 :戸田幸夫(イベント会社勤務)
 水野真紀 :戸田千香(幸夫の妻)
 森本亮治 :戸田翔太(息子)

 手塚とおる :熊谷柿一郎(幸夫の幼馴染)
 竹内都子 :熊谷亜矢子(柿一郎の妹 同居中)
 大和田美帆:熊谷桃子(柿一郎の娘)

 後藤ひろひと:柴栄先生(恐竜博士)

 石野真子 :石野真子(番組レポーター)
 兵動大樹 :ディレクター島之内

 鈴木悟史、藤桃子:ウィスラーズ

 池田成志、川平慈英、中井美穂、ラフーボ・アリサ、王健(ワンシェン)(声の出演)

 2008/6/1(日)晴 2:00-4:01PM(1'57) 中段中央 客席満員(450人)
 客層:20-30歳代中心、小学生連れ、中年夫婦と幅広く。女性過半数。
 客入れ:当日券不明。テーマパーク趣向、劇場入口にゲート、恐竜が出迎え。会場内
 に探検隊姿のウィスラーズ。出会い頭に敬礼、思わず返礼。まめに誘導行い。コミ
 カルな開演前注意で客席を暖め。折り込みチラシそれなり。パンフなし。
 物販。パンフ A4変形 1400円。役者ページ、対談、恐竜まめ知識。ポスター500円
 売り切れ。Tシャツ2500円。 カーテンコール3回4分。
 
 楠見薫ユニット、Piperから吉本新喜劇まで、今年新作提供が続く大王のドタバタ
 コメディ。

 舞台。幕にポップな2軒家、上がればそんな感じがリアルにあり。
 お話。恐竜、近所付き合い、ポルカが文字通りキーワードとか。庭先で恐竜の化石
 発見。お父さん同士が幼馴染で石野真子ファンの仲良し家族は、一転敵対関係。
 TV番組と恐竜博士が絡んで、火に油を注ぎ、大騒動へと。

 人に語るにお話瞬間、ギャグ芝居無限大の面白お菓子公演。台詞、動きがすべて
 ギャグに通じるキャラ芝居連面。お得意のご当地ねたやマニアねたで煙に巻き、すれ
 違いと勘違いのお約束笑いをトッピング。客席から笑い絶えることなし。

 主役の寺脇さん、全身ギャグマシーン、なんか尊敬しますな面白さ。怪優・手塚さん
 、ふにゃふにゃした天然のぼけぶりがキュート。この二人を前に、実は破壊的なボケ
 キャラの水野さんも精彩に欠け。そして、石野真子演じるシアトリカルな石野真子に
 目が点。ギャグを忠実にこなす演技が面白く、愛情を感じさせ。終盤あかされる秘密
 のしかけにまた目が点。冒頭から舞台にいた石野真子が何者か、謎がおき晒しなのが
 イケズで楽しいところ。
 

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