＠西巣鴨 にしすがも創造舎 F/T会場(2009/11/23-27 5ステージ)
http://sozosha.anj.or.jp/index.html
全自由席（整理番号付き）一般4500円 学生3000円 高校生以下1000円
演出・ビデオ・デザイン：クリス・コンデック
舞台美術：ヘルバート・クリットシュ 技術監督：マルク・シュテファン
ドラマトゥルク：ヤン・リンダース、クリスティアーネ・キュール
製作：プロダクティブウイスロッテルダム、HAU劇場ベルリン、
モウソントゥルム・フランクフルト
東京公演スタッフ 翻訳･通訳：岸本佳子 技術監督：寅川英司＋鴉屋
舞台監督：鈴木康郎＋鴉屋 大道具：大津英輔＋鴉屋 小道具：栗山佳代子
照明コーディネート：佐々木真喜子((株)ファクター)
音響コーディネート：相川晶(サウンドウイーズ)
助成・協力：ドイツ文化センター ドイツ文化センター
主催：フェスティバル/トーキョー
出演：
川畑陽子、クリスティアーネ・キュール、クリス・コンデック、
近藤強[青年団]、ハンネス・シュトロブル（演奏）、アレクサンダー・シュレーダ、
ヴィクトァE.モラレス、シモン・ヴェルスネル
2009/11/23(月祝)快晴 7:05-8:41PM(1'34)正面上手前方 客席満員(206人)
客層：20-30才代最多、おじさんも結構、男性過半数。カップル多め。
客入れ：開演定時30分前ロビー開場、10分前に入場。壁にNO.掲示、誘導豆にあり。
正面ひな壇に桟敷2列、椅子7列、サイド席4列。折り込みチラシ数枚。パンフ A4
3ページ。データと挨拶。 物販無し。 カーテンコール3回2分。結構盛り上がり。
チケット代を元手に、ロンドン市場で儲けようパフォーマンス。
舞台。スクリーン２面、株価データ用と記録映像等用。スクリーン脇に渋い中年トレ
ーダー氏の演台、手間に購買オペレータと同時通訳の女優。中央に２人の賑やかな
若いトレーダー机。客席側隅に生演奏氏。
構成。・趣旨説明。元手となるチケット代の内訳。無料客には投資差益は別けない。
投資ソフトの説明と投資作業。トレーダーが選んだ銘柄に電子投資。
・待つ間に、内外トレーダーの投資家条件のインタビュー。損失出さないこと、
考えずに売れ。人の話を聞くな、決断しろ。相場は神のみぞ知る。とか。
・トレーダーの朝の風景。チューリップ球根の暴落等歴史と教訓。バナナを投げて
もらっているゴリラの方が儲けが着実で大きい。
・投資をやってみようコーナー。お客に投資のお誘い(手数料は主催もち)。タバコか
ビールか。100円にも成らないに安心したのか、３人挙手。ちなみ、ビールかタバ
コか、いずれに投資するかで客席の挙手を促したところ、ビール多め。どちらも
購入することとなり。
・タバコ会社のホーム頁掲載の健康的なタバコと言う矛盾に疑問。ロンドンの会社へ
国際電話を掛けて聞いてみる。たらい回しされ、「デッド・キャット・バウンス」
会社と言ったものだから、怪しまれて住所や電話番号を聞かれて大わらわ。
・アトラクション。モンタージュな女性映像との投資会話。ダーツで次の投資先を
決める。なんちゃら人形に神頼み、したとたん値下がりしてチャージ(電撃ＣＧ)
おじさんのいい声で調子よく歌い、リゾート気分。
・本日の結果
元手金 206人中、173人分の有料チケット代 659,022円
RRS,XTA,SAB,BABCほか3つ 計7銘柄に投資 差益8ポンド62ペニー(1,293円)
目標1％に対して、0.2％ 一人当たり7円を配分。
この他、3名から個人投資を募り、XTA(タバコ会社)にて各35円配分。
配分はいずれも現金にて(7円を取らずに帰る人が大半だったけど）。
本日初日と最終日以外はマイナス、でも個人投資はいずれもプラスだったとか。
洒脱で楽しく、リアルにスリリングなゲーム感覚イベント。リアルタイムの株投資、
読み上げられる株価が一喜一憂(憂って程ではないけど)、妙な一体感が生まれて盛り
上げあり。理屈なんてなさそな、山師なトレーダーの話に苦笑。通訳を含め、仲間内
で侃々諤々と言い合うやりとりが、コメディショーに愉快。トレーダーの孤独と歪ん
だ職制や、金融市場に動かされている人類の現実など、ちょっとふれて、時々辛口。
でも、概ね博打の楽しさいろいろと楽しめたねこ。
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