＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2009/12/19-21 4ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般6500円 TSSS3250円 友の会会員割引6000円 世田谷区民割引6200円
演出・舞台美術・照明・衣装：ロメオ・カステルッチ 音楽：スコット・ギボンズ
振付：シンディ・ファン・アッカー、ロメオ・カステルッチ
舞台美術協力：ジャコモ・ストラーダ
美術・機械・人工装具：イストヴァン・ジッメルマン、ジョヴァンナ・アモローゾ
天国イメージ製作：ZAPRUDER filmmakersgroup
主催：財団法人せたがや文化財団 共同主催：フェスティバル／トーキョー
企画・制作：世田谷パブリックシアター 特別協力：イタリア文化会館
後援：イタリア大使館／世田谷区 平成21年度文化庁芸術拠点形成事業
出演：
イレーナ・ラドマノヴィッチ ：第一星
ピエル・パオロ・ジッメルマン：第ニ星
セルジョ・スカルラテッラ ：第三星
ユリ・ロヴェラート ：第三星Ⅱ
ダヴィデ・サヴォラーニ ：第ニ星Ⅱ
2009/12/21(月)晴 7:06-8:30PM(1'21)1F最前列中央 客席8割(400？人)
客層：中年層あと20才代、女性過半数。
客入れ：1Fは9割、2,3Fはぽちぽちの入り。1F F列最前、前は広場(プロジェクターの
隠し箱置かれ）折り込みチラシそれなり パンフ □22 アコーディオン折り8ページ
舞台写真集にデータ。F/T本体パンフより豪華。物販。パンフ 三部作共通1000円、
ポスター500円。 カーテンコール2回だっけ3分。ブラボーでました。
舞台。広く充実したシステムキッチンのある部屋。地下室では子供が妄想の巨大ロボ
ットと遊ぶ。2階は紅い間接灯で不穏なムードを醸す。イタリア作品も会話はなぜか
英語、上部に字幕投影され。
構成。キッチンでの母子の会話。ささやき声をマイクで拾う。子供はロボットおも
ちゃで遊び、妄想の部屋でそれは実体化する。父親が出張から帰ってくる。お疲れの
様子。子供と2階へ上がり、虐待の気配が漂う。シナリオが投影され、その通りに
会話が交わされる。「音楽」と大写しになり無音、あえぎ声がこだまする。
父は子を、いや子が父を慰める。紋様が現れ、窓越しに巨大な植物やらが行進する。
現れた父親は年老いていて、成長した子供と格闘になる。子供は麻痺し、父は階上へ
あがる。円盤が現れ、渦状に黒く塗られていく。日食のような灯りが射す。
顕在化しないとすまないイメージへのこだわり。舞台展開、オブジェでの物量と力技
に圧巻され。ほえーねこ。テキストだけだと数行で終わりそうな物語を、広げて彩る
力量は大したものと思うねこ。
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