[前頁] [ホーム] [一覧] [次頁]

 ハイリンド第11回公演「牡丹燈籠」

 @日暮里 d-倉庫(2011/7/1ー10 14ページ)
 http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html
 全指定 一般 前売当日3500円 賛助会員2500円(全ステージ共通)
 学生(高校生以下)割引 前売当日2500円
 前半平日割(1、4、5)前売当日3000円

 作:三遊亭円朝 構成・演出:西沢栄治(JAM SESSION)
 舞台監督:井関景太、鈴木晴香(るうと工房) 照明:石島奈津子(東京舞台照明)
 音響:平井隆史(末広寿司) 舞台美術:向井登子
 衣裳:阿部美千代(MIHYプロデュース) 殺陣指導:清水大輔(和太刀)
 振付:若柳絵莉香 宣伝美術:西山昭彦 スチール:夏生かれん
 撮影ヘアメイク:田沢麻利子 Webデザイン:薮地健司、夏子 ハイ友:門馬勝貴
 企画・製作:ハイリンド 制作:石川はるか
 出演:
 多根周作  :飯島平左衛門(旗本)、おりえ
 はざまみゆき:孝助(平左衛門の下働き)、黒川孝蔵
 伊原農   :伴蔵(新三郎の下働き)
 枝元萌   :おみね(伴蔵の女房)、おたけ
 小林愛   :お国(平左衛門の妾)
 阿川竜一[温泉ドラゴン]:源次郎、おきみ
 鬼塚俊秀  :萩原新三郎(浪人)、久蔵、文助
 牛水里美[黒色綺譚カナリア派]:お露(平左衛門の娘)、おます
 田中千佳子 :お米(お露下女)
 小豆畑雅一[青年座]:山本志丈、白翁堂勇斎、亀吉

 2011/7/4(月)晴 7:38-9:38PM(1'59)後方上手 客席超満員(120人)
 客層:20-30歳代中心、中年層もちらほら。女性過半数。
 客入れ:ミニ椅子1列、ひな壇に椅子8列。満席につき補助椅子と階段座蒲団席を
 追加。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。挨拶、相関図付き配役、
 スタッフ、予定。次回公演 来年2/3-12@「劇」小劇場。
 物販。パンフ A5 オールカラー 300円。お買い得。手拭い500円。はんこ 種々円。
 カーテンコール1回1分。

 評判がよかった初演見過ごしねこには嬉しい再演。
 舞台。客席側に寄席提灯、白木の島舞台の背後、劇団名を書いた大きな提灯2つ。
 寄席と通夜の家をまぜこぜにした格好。島舞台の周囲は上がり下がりで巡る
 無限階段。

 お話。恋いこがれた娘は亡霊となって男の元へ通う。金に目がくらんだ下男は
 亡霊の荷担をしてしまう。そんな怪談というか人情噺に、旗本殺害の愛欲ざたを
 絡ませた一節。

 立体落語な趣。歯切れのよい原作口演をそのままに活かし、対話で面白味を
 膨らませ、モブで祭りな活気を注入のエンタメ作品。緩急のあるテンポが心地よく、
 目に嬉しい協奏となり。全員野球の体で、個々にプレイヤーが輝かせた、もり立て
 ぶりが楽しいねこ。

[月間一覧