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 フェスティバル/トーキョー12
 メヘル・シアター・グループ「1月8日、君はどこにいたのか?」

 @池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2012/11/2-6 5ステージ)
 http://www.geigeki.jp/ 
 全自由 前売4000円 当日4500円 学生3000円 高校生以下1000円

 作・演出:アミール・レザ・コへスタニ 音響:マーティン・シャムーン・プール
 演出助手、制作:ムハンマド・レザ・ホセインザデ
 技術監督、映像:ヘッサム・ヌーラニ
 カンパニー&ツアーマネージャー:ピエール・レイス
 製作:メヘル・シアター・グループ 協力:ドラマティック・アート・センター、
 テヘラン
 出演:
 ファテメ・ファクライ    :ファティ(演劇を専攻する学生。公演稽古中)
 サイード・チャンギージィアン:アリ(ファティのフィアンセ。兵士)
 ネガール・ジャバヘリアン  :サラ(有名なアーティスト)
 アフマド・メフランファール :アプディ(ファティの公演に協力。サラに利用される)
 エルハム・コルダ      :ソーゴル(アートを専攻する学生。ファティ友人)
 マヒン・サデリ       :シデ(研修医。ファティ友人)
 
 2012/11/2(金)晴 7:33-8:47PM(1'12)右手奥前方 客席9割(150?人)
 客層:学生から中年層、インテリっぽい人多め。男性過半数。
 客入れ:対面スタジアム客席。字幕は客席中央上と舞台上両端スクリーン。鰻の寝床
 縦長ステージなのでどこに座るか迷うところ。最前だったけど端なので、見通しは
 よかったねこ。折り込みチラシそれなり、フェス共通袋入り。パンフ A5リーフレット
 写真と説明付きの配役書き1枚。物販。オリジナルがあったか未確認。
 カーテンコール2回2分。

 舞台。上記、センターステージ。真っ白なタイル地の空間が間にベンチをおいて
 三カ所。両端にスクリーンが起立し、舞台で語られる机の中や街の風景を投影。
 お話。演劇公演の稽古、小道具が紛失。協力者の兵士の拳銃も紛失したことから、
 パニックとなる。やがて、拳銃を必要としたアーティストの痛ましい明らかとなる。

 話が事情がよくわからない、携帯電話のみで複数組が交わす会話連綿。しだい
 真っ白だった床はリストカットの包帯、散らばるスナップ写真と踏みつけの泥で
 汚され。一層深刻にせっぱ詰まっていくのを呆然とみるねこ。ただ、自由を奪われ
 続ける国で若者がいかにして生きているかは体感でき。うーみ。スタイリッシュな
 照明や映像を多用してのかっこいい演劇、ダーティな世界と相対して効果的なり。

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