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　文学座 10･11月アトリエの会「未来を忘れる」

　＠信濃町　文学座アトリエ(2013/10/18-11/1 16ステージ）
　全指定　一般前売 4000円 当日券 4300円　ユースチケット2500円

　作：松井周　演出：上村聡史　美術：乗峯雅寛　照明：坂口美和　音響：藤田赤目
　衣装：堂本教子　映像：浦島啓　ステージング：楠原竜也　舞台監督：岡野浩之
　制作：佐藤竜太郎　フライヤーデザイン：京文化庁文化芸術振興費補助金
（トップレベルの舞台芸術創造事業）平成25年度（第68回）文化庁芸術祭参加公演
　出演：
　大滝寛　：島田ブリオ（ライミの息子　ゴキブリと人間のハイブリッド）
　藤�ｱあかね：工藤ライミ（父親にゴキブリのＤＮＡを薬注され改造）
　南拓哉　：島田健（ライミの夫）

　加納朋之：工藤康弘（ライミの父 製薬会社研究員）、木下トプス（恐竜の会代表
　　カルト教団教祖）
　南一恵　：木下ノドン（トプスの娘 後を継ぐ）、島田信子（健の母 古本屋
　　恐竜の会信徒）
　増岡裕子：工藤満ちる（ライミの継母）、堀川真弓（健の浮気相手）

　2013/11/1(金)晴 2:01-4:21PM(78/休11/51)後方中央 客席8割(100人)
　客層：20、30とんで中高年女性9割。男性はおじいさんが結構。
　客入れ：雛壇にパイプ椅子6列。下手ブロックほとんど空席。折り込みチラシ
　それなり。パンフなし。物販。通信（パンフ）100円。カーテンコールなし。

　サンプル 松井周書き下ろし。口から卵をうむ人間の発想からなる作品とか。
　舞台。ベニヤ壁で囲まれ。両袖に椅子、フック。客入れ時はパースが効いた地下通路
　を投影。
　お話。行き詰まり日本、ミサイルと地震がとどめを刺す。家族の死をきっかけに
　生きのびるためバイオ技術・ゴキブリ化が開発され。受け入れる入れないで
　社会問題となる。発端となった家族と婚姻を結んだ家族の対立を軸に、夢みる追想劇
　として過去と未来、虚実が混在して描かれる。

　漱石「夢十夜」変態、ブラックコメディ。不通、対立を描いて社会風刺も、孤独→
　滅私に焦がれ、生者は死を夢みる等屈託もちくりと胸刺し。映像全面の空間美術､
　シャープな照明転換などとんがり、刺激的。F/Tに参加できそう。

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