＠西麻布 音楽実験室 新世界(2014/08/08 2ステージ)
http://shinsekai9.jp/
全自由2500円＋ドリンク代
作：サン・テグジュペリ 訳：倉橋由美子
出演：
鈴木杏 ：王子さま
永井秀樹[青年団]：「わたし」、ヘビ、キツネ、王様
村岡希美[ナイロン100℃]：ト書き、バラ
演奏、歌：鈴木光介[時々自動]
2014/08/08(金)晴 11:00-11:30PM(1'23)最前方 客席満席(55人)
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：平床に丸椅子4列、ピット内1列が目一杯。折り込みチラシ少々、パンフ A5
3ページ。11:23PM終演、カーテンコールとトーク7分。
村岡希美と池谷のぶえの倉橋由美子作品リーディングシリーズ。今回は倉橋翻訳の
有名作を取り上げ。
舞台。椅子3、下手にアップライトピアノ。
構成。「星の王子さま」から時系列でピックアップ。鈴木杏・王子さまは固定、
残りを2人で演じ分け。ピアノで伴奏、合間にサン・テグジュペリの手紙を歌い。
砂漠にて、リネット、コンフェーロ、飛行機。
お話。地球に落ちてきた星にすむ王子。不時着した、やや汚れちってる飛行士に
語る、精神の物語。
鈴木杏・王子さま。少年の結晶、輝く笑みにまいるねこ。切なくて、暖かくて
たまりません。刻むようにしっかり演じていく、永井秀樹。ニュートラルで
程よい語り口が心地良い、村岡希美。演奏の鈴木光介は時々自動サウンドで、
空間を案配良く満たし。手紙の言葉大切なフラットな歌唱が印象。
終演後。倉橋訳の感想。生っぽい、人間臭い、ノスタルジーではなく、沁みる等。
朝から四回(稽古二回、本番二回）でやっと呑めると、鈴木王子がまた男子っぽく。