＠池袋 東京芸術劇場シアターイースト(2014/9/4-7 5ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 一般前売4000円 学生前売 3000円 当日4500円
演出・振付：黒田育世 音楽：松本じろ 舞台監督：寅川英司、中原和彦
照明：森島都絵 音響：山田恭子 衣裳：コロスケ、ka na ta 制作：ハイウッド
主催：BATIK 提携：東京芸術劇場（公益財団法人東京都歴史文化財団）
助成：公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、芸術文化振興基金、
公益財団法人全国税理士共栄会文化財団 協賛：資生堂
出演：
黒田育世
矢嶋久美子6S、大江麻美子4、寺西理恵5、伊佐千明6S、中津留絢香7
2014/09/06(土)晴 2:08-4:09PM(2'00)中段中央 客席ほぼ満席(150人)
客層：20-30才代中心、大人も結構、女性過半数。
客入れ：Ｅ列最前、通路をおいて7列。折り込みチラシ厚め。パンフ A5 3ページ。
挨拶、プロフィール。物販。公演DVD？。カーテンコール3回1分。
BATIKメンバーと日替わりデュオダンス。
舞台。正面奥に家の窓、内に少女の麦わら帽子。部屋内場面で紅いカーペット、
ボロは入ったソファ。
構成。二人で一人の少女。部屋の内と外、窓から海の沿いの光景、舞台の上と外。
互いとそれぞれの胸の内を触れて叩いて乗って等確かめる。父の声、生まれてこない
男でも女でも子供、彷徨うトリの声を聞き、取り込んでいく。春の祭典でソロ、それ
ぞれ。求められている先も見えず乳房を、時に無為に全身を晒す。終盤はたおやかに
ユニゾンでデュオ。
せめて踊るとのもの思い、叫びが全編にあふれる壮絶なダンス。亡父、懐妊中の子供
、瀕死の鳥、ガザで世界で死に行く子供たち。そうした全てを取り込んで、ダンスで
昇華しようとする身もだえ。とりとめの無いともみえる、尽きせぬ行きかいに呆然と
やがて身を委ねて見守るねこ。育世さんの全身全霊にいつもながら震え、また喜び。
共演の矢嶋さん。黒田作品への心酔ぶり、力強く芯のある美しい身体と動きに魅入る
ねこ。
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