＠池袋 東京芸術劇場シアターイースト(2014/11/14-16 4ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全自由（整理番号つき）2500円 当日+500円
構成・演出：イ・キョンソン 脚本・出演：ソン・スヨン、ユ・ミョンサン、
ナ・キョンミン、イ・エスン ドラマトゥルク：ジャン・スジン
舞台監督：ソ・スヒョン 照明デザイン：コ・ヒョクジュン
演出助手：ヒョン・イェソル
東京公演スタッフ 技術監督：寅川英司 照明コーディネート：佐々木真喜子
音響コーディネート：相川晶 制作：InBetween、喜友名織江・砂川史織（フェス
ティバル/トーキョー） 共催：国際交流基金（国際交流基金 東アジア共同制作
シリーズ vol.2） 後援：駐日韓国大使館 韓国文化院
製作：クリエイティブ・ヴァキ 主催：フェスティバル/トーキョー
2014/11/15(土)晴 1:05-3:29PM(1'24)前方中央 客席6，7割(60人?)
客層：大人よりに幅広く。男女半々。
客入れ：開場時数人で番号無関係。中央ブロックが見やすいと誘導。字幕が見やすい
2，3列目○。最前列はパフォーマとの干渉あり。折り込みチラシそれなり。パンフ
A5冊子 シリーズ共通。カーテンコール1回。長く続くもこれきり。
韓国のアート集団作品最新。
舞台。客席とフラット舞台中央に部屋摸し。花柄の丸い絨毯。長机に炊飯ジャー、
人形ら生活用品。
構成。ドキュメンタリー手法。朝鮮半島植民地化，その後の高度成長を経験した
1930-40年代生まれの人達へのインタビュー。後半はその1人、1941年生まれの女性
イ・エスンが登場。その言葉、生活を劇団員達とやり取り。
立体的な表現、演出で種々問題を浮き彫り。単なるモノローグ、ダイアローグの
平板に落ちない、闊達で機知に富んだ構成が○。舌鋒鋭い老人達の言葉を身体ぶりを
交え、反駁を裏のダークな歴史を幕や映像で示し。世代の隔たりをうまく重ね見せて
くれ。よく観客に開かれた劇場、表現をしてて、やるなと思うねこ。
朴正煕大統領の真逆な評価も興味深いけど、民主化弾圧の正当性に、学生がデモする
ような国の政治はうまくいかない（な意味）と言った独首相の言葉がより印象。
今はアメリカ、未来は中国に支配されるも鋭い言葉。だけど日本とのことが福島原発
事故での汚染以外語られず、肩すかしの感あり。日本版は追加してほしいところ。