＠渋谷 PARCO劇場(2015/04/02-19 23ステージ)休演4/7,14
http://www.parco-play.com/web/
全指定8700円 U-25チケット5000円
＠Zeppブルーシアター六本木 3/21-22 2ステージ
＠名古屋 名鉄ホール 3/24 1ステージ
＠福岡 福岡国際会議場メインホール 3/26 1ステージ
＠大阪 森ノ宮ピロティホール 3/28 2ステージ
作・演出：蓬莱竜太[モダンスイマーズ] 美術:伊藤雅子
照明:吉川ひろ子 音響:原田耕児
衣裳:宮本宣子 ヘアメイク:川端富生
演出助手:山崎総司 舞台監督:榎太郎
宣伝美術:東學
製作:山崎浩一 プロデューサー:尾形真由美 制作:池邉里枝
企画・製作:㈱パルコ
出演：
井上芳雄：菊池真澄(かつて「委員長」だった男）
鈴木砂羽：小西友紀（かつて「マドンナ」だった女）
前田亜季：小西蘭（かつて「マドンナ」だった女の妹）
高橋 努：不知火光（かつて「番長」だった男）
岩瀬 亮：坂田健太（かつて「ガリ勉」だった男）
有川マコト：水本康明（かつて「のけ者」だった男）
小島 聖：漆原恵子（かつて「恋する女子」だった女）
近藤正臣：寺井新一郎（かつて「先生」だった男）
2015/04/03(金)晴 7:05-8:57PM(1'51)後方上手 客席ほぼ満員(440？人)
客層：大人客席、女性8割。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ A4 1500円 ポスター
500円 Tシャツ2500円 カーテンコール2回1分。
蓬莱竜太新作。
舞台。斜におかれた島舞台。小学校教室の典型。入口引き戸二カ所。正面廊下側壁に
「希望」習字とスローガン。上手が後方掲示板、「元気に真っ直ぐに…」。
角に掃除用具ロッカー。転じて下手が教壇、黒板装置はなし。
お話。地方都市、地元居残り組は子供を亡くしＵターンしてきた同級生は力づけよう
と同窓会を開催。当日誰だかわからなくなった男子1を加え、たわいない話を交わす
が、あとうことか呼んでいない暴力担当教師がやってくる。封印した記憶が掘り起こ
され、もう泥沼万歳化。
正しい、そんなことはあり得ないという逆説を鋭く活きた人間ドラマとして描き。
登場人物の描写、関係性、物語展開の旨さは言わずもがな。新作が続く蓬莱さん
だけど、いずれも最高レベルなのがすごい。今回は教育というか学校と教師題材。
ともかく一筋縄ではいかないということを、しっかりと見せてくれ。そこら、
とうてい笑えないことも、笑いに転じてしまうさじ加減が救い。反面というか
真っ当というか境界線にいる、元教師役・近藤さんが強烈な印象。
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