＠渋谷 PARCO劇場（2015/6/13-7/5 ステージ）休演6/16,23,30
http://www.parco-play.com/web/
全指定 8500円 U-25 6000円
＠大阪 シアター・ドラマシティ 7/11-12 3ステージ
＠名古屋 愛知県産業労働センター 大ホール 7/18-19 2ステージ
＠福岡 キャナルシティ劇場 7/30 1ステージ
作：ダーチャ・マライーニ 演出：マックス・ウェブスター 訳：望月紀子
セットデザイン：ジュリア・ハンセン 衣装デザイン：ワダエミ
サウンドデザイン：内田学 音楽監督：辻康介 音響：井上正弘 照明：佐藤啓
ヘアメイク：川端富生 演出助手：大江祥彦 舞台監督：藤崎遊
プロデューサー：毛利美咲 企画製作：株式会社パルコ
http://www.parco-play.com/web/program/marystuart/
出演
中谷美紀：メアリー、侍女ナニー
神野三鈴：エリザベス、乳母ケネディ
リュート演奏：久野幹史（笠原雅仁）
2015/07/01(水)雨 2:05ｰ3:47PM(1'41)後方下手 客席ほぼ満席(430人？)
客層：大人客席。女性過半数。
客入れ:折り込みチラシは希望者のみ。パンフ無し。物販。パンフ Ａ４横 1800円。
カーテンコール2回1分。
同劇場で宮本亜門演出で繰り返し上演された舞台。ねこ初見。麻実れい×白石加代子
南果歩×原田美枝子、で今回中谷美紀×神野三鈴のかっちりペアリングにて上演。
舞台。土台も見せるデッキプレート。壁は全面鏡・四六の蝦蟇状態。床、テーブルと
椅子ら丁度は焦げ茶シック。島舞台の両袖に剥き出しの照明群。柿食う客なデスマッチ 装置。
お話。16世紀の2人の女王を自身と、相手方の侍女・乳母のクロスオーバー視点から
描く。
トリッキーな設定も、静かに情愛通う素敵。凛と真っ直ぐでシャープな中谷美紀、
母性な包容力を感じさせる神野三鈴。アプローチ、タッチとも対照的な二人の女優。
交わす目線と語る言葉(語り声の魅力）に冷静な利害を超えた慈しみを共に感じさせ。
登場人物は自分という他者を含めて重なりあい。鏡装置はこの舞台をよく象徴。
後半の山場？、女王が夢で意気投合する場面はツインボーカルでロックする。高まる
ほどに深まる、祭りの後の悲しみ堪らず。リュートの繊細な響きも相乗、ほんでも
冒頭はノイズ混じりでむむむ、捻り好きなのかしらん。
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