＠渋谷 PARCO劇場(2015/7/12-8/2 22ステージ)休演7/14,7/21,7/28
http://www.parco-play.com/web/
全指定8500円 初日プレビュー8000円 U-25 5000円
＠豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 8/8-9 2
＠大阪 森ノ宮ピロティホール 8/12-17 7
＠横浜 KAAT神奈川芸術劇場ホール 8/22-23 2
＠北九州 北九州芸術劇場中劇場 8/28-30 4
作：W.シェイクスピア 日本版演出：アンドリュー・ゴールドバーグ
翻訳：松岡和子訳「マクベス」より 美術･衣裳デザイン:マール･ハンセル
照明デザイン：ナターシャ・チヴァース 音響デザイン：ファーガス・オヘア
映像デザイン：イアン・ウィリアム･ギャロウェイ 音楽：マックス・リヒター
技術監督：ニアル・ブラック プロデューサー：（スコットランド･ナショナル･
シアター）ニール・マーレイ、ビル・ワード 演出補：谷賢一
宣伝美術：加藤賢策
出演：
佐々木蔵之介：隔離患者(「マクベス」の登場人物達を再現する)
大西多摩恵 ：女医
由利昌也 ：看護師
2015/07/12(日)晴 7:05-8:57PM(1'51)後方下手 客席満員(450人)
客層：20-30才代女性9割。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフ成し。物販。パンフ B5厚手 1500円。
対談、寄稿充実。ポスター1000円、500円。写真集。カーテンコール3回1分。
佐々木蔵之介の一人芝居マクベス。パンフの写真をみると、イギリス公演をそのまま
移したよう。
舞台。2階分吹き抜け空間な地下病室。正面上に監視窓、三カ所の監視カメラと
モニタ。下手にベッド、上手側にバスタブと洗面台、鏡。中央作業台。
お話。精神を病んだその男は日毎「マクベス」の登場人物達を演じている。自傷する
ことも多々、症例観察とも病院スタッフは監視の目が離せない。
哀れというより滑稽、演じ分けるにキャラをダークなマクベスと対照。ダンカン王を
陽気なオヤジにしたりとか、なおさらに喜劇的。巨大な空間、上背のある看護人を
取り合わせ、主人公患者を小さく見せる演出も効き。切り刻むような真摯な演技が
胸を打ち、孤独を客観視する視点からドラマを広く豊かにも感じさせて○。
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