＠王子 pit北／区域(2015/12/22-31 ステージ)
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/pit_0.html
全自由 前売3000円 当日3200円
作・演出：野木萌葱 照明：富山貴之 撮影：渡辺竜太 販促：副島千尋
制作：たけいけいこ、今井由紀 提携：東京バビロン 企画製作：パラドックス定数
出演：
極東国際軍事裁判 主任弁護人
西原誠吾 ：鵜沢総明
井内勇希 ：星之宮衛
植村宏司 ：水越英世
今里真 ：柳瀬秋午
小野ゆたか：末永令甫
2015/12/30(水)晴 3:11ｰ4:50PM(1'38)サイド席 客席超満員(80人？）
客層：20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ：整理番号順に狭い階段に整列。開場時で30人ほど。吹き抜けのある
バルコニーが2階・傍聴席(20席ほど)、ステージ面1階が二面客席、ベンチ3,4列と
正面最前に狭い桟敷1列。テキパキと空席誘導、荷物預かりと増席。
折り込みチラシ少な目。パンフ B5 2ページ。物販。上演台本ほか。
カーテンコール2回1分。野木さんから情宣やら追加アナウンス。
2006年初演、再演を繰り返してきた人気作品。初見ねこ。
舞台。簡素なテーブル1、椅子5。ヘッドセット1。
お話。「東京裁判」、弁護人達は裁判自体の正当性を糸口に戦犯達の無罪を
勝ち取ろうと奮戦する。見えない判事と検察官のやりとり、弁護人達の衝突と
葛藤を会話劇一本で描いていく。
史実とドラマ、虚実ブレンドの旨さが攻防戦を一層スリリングに味わい深くし。
時を忘れさせるほど、充足感ある会話劇。客席を傍聴席に見立てた劇場活用も
見事。議論が進み、弁護団が活性化するにつれ、周囲が暗くなる演出。孤島と
化していく日本を背景と描いているようで、胸に迫るものあり。
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