＠大阪寺田町 IKSALON表現者工房(2017/04/22-30 10ステージ）
http://iksalonhyogensha.blog.fc2.com/
全自由 早割先行販売2500円 前売2800円 当日3000円
高校生以下前売り当日ともに500円
＠仙台 せんだい演劇工房10BOX 5/20 2ステージ
＠雲南 雲南市木次済文化会館 6/10 2ステージ
作・演出：樋口ミユ 振付：原和代 舞台監督：河村都（CQ)
音響：金子進一（T&Crew） 照明：皿袋誠路（PAC West）
他地域公演オペレーション：山口星（NEXT lighting）舞台美術：柴田隆弘
制作：尾崎商店 衣裳：植田昇明（kasane） チラシデザイン：岸本昌也
出演：；
出口弥生
ののあざみ
小笠原聡（日替わりゲスト）
2017/04/30(日)晴 11:00-12:14PM(1'10)入口側 客席満員（20人？）
客層：20才代女子最多、男性数人。
客入れ:二面客席ほぼ2列。折込チラシ数枚。パンフ A5 3ページ。物販。本戯曲
ハードカバー装丁 1000円。カーテンコール1回。
Ugly Duckling 最終公演作品を再演。
舞台。リングの断片(後身長大に組立て、吊り下げ）。
お話。ヘレン・ケラーとサリバン先生をイメージ、ままならぬ過酷な状況にある二人
の関係性を描く。詩人を夢みるも認められない女と、才能を持ちながらあまりに脆い
女。舞台は虚空の言葉、やがて宇宙船内から地上、果ては子宮中へと劇的に目まぐる
しく移ろっていく。
追いつけなかった初演から更にスピードアップ。抽象化、メタファーの装いが進み
物語のわからなさは一層。二人を追いかけて、時空は飛び、折々で生と死の物語が
描かれていく。言葉では描ききれないことに、二人の役者は果敢に挑み、その有り様
に胸打たれる。こん身の一撃を放ち続ける、また撃たれて倒れても再生する出口さん
がまあ凄い。受け止めるののあざみさんの凛とした姿も素敵。言葉に還るラストが
絶望のような希望、しっかりと宇宙を形作っていて安堵するねこ。
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