＠信濃町 文学座アトリエ(2021/09/02-14 16ステージ)
配信3000円 一般4600円 ユースチケット(25歳以下)2700円
＠兵庫 尼崎ピッコロシアター 9/18-19
作：つかこうへい(1973年初演版） 演出：稲葉賀恵
美術：乘峯雅寛 照明：阪口美和 音楽：高良久美子 音響：鏑木知宏
衣裳：原 まさみ 振付：下司尚実（泥棒対策ライト） 舞台監督：加瀬幸恵
制作：梶原 優 前田麻登、鈴木美幸
出演：
石橋徹郎 ：木村伝兵衛 部長刑事
上川路啓志：熊田留吉 刑事
奥田一平 ：容疑者 大山金太郎
山本郁子 ：片桐ハナ子婦人警官
演奏：
芳垣安洋(ドラム）
助川太郎(ギター）
2021/09/10のライブ配信・アーカイブ(1'48) 50％70席客席
舞台。ライブハウス・文学座アトリエ。上手、ドラムセットとギター。
スタンドマイク。調度類。黒の机とレザー椅子。照明もモノトーン。
冒頭。照明剥き出し、役者登場間もなく白布スクリーンで覆い、ＯＨＰで役者が
手書き文字とイラスト背景ら投影。
お話。痴情故の殺人事件を、劇的に更新しようと木村伝兵衛と部下は悪戦苦闘。
初演台本使用とか。ライブ感ある生っぽい演劇稽古場感。二人の演出家(刑事）が
白紙の新人俳優(容疑者）をロマン色溢れる演劇メソッドで染め上げる（改心させる）。
リアリティとか裏打ちとかでダメ出しするし、必然性があるならやるとか応えるし。
うまくいかない過程はコント演劇めき。再現劇に演劇、人間愛、そして大山金太郎
の沁みる長台詞！。伝兵衛、警視総監への電話長台詞での客観視、醒めた哀しみ。
ドラムとギターの激しい生演奏が刺さり。生で観たかったなあねこ、再演希望。
配信特典トーク 30分
稲葉 中止になって1年、コロナ過で軸がはっきりしてきた。
上川 つかさんに思い入れはあるが、日々毎日の演劇に大変。
石橋 何に対してリベンジかという公演。つかさんの思いが隅々、答えを探す戯曲。
山本 1年が重要、やっとわかったということが沢山。ハナ子は岸田今日子
（稲葉 ハナ子は私にとって代弁者）
奥田 役者としての存在理由を考える時間があって、大山金太郎に近づけたかな。
（稽古、台本）初演は３稿あって、稽古場の読み合わせで取捨選択。金太郎と部長の
最後の台詞は１版はすごく短くて、上演した３版は長い。
（新宿でなく原宿だろ）ちょっとしたことで、つかさんの思い入れがある。
（生演奏）カセット、レコード、生演奏とグレードアップしていく。
戯曲がスタッフとも全員で作り上げる感が強い。
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