＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト（2024/02/17-25 10ステージ）
全指定 一般5000円 前半割4500円 U-25 3000円 高校生以下1000円
メンバーズ 4500円
＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 3/1-3 4ステージ
原作：W.シェイクスピア 翻訳：松岡和子 上演台本・演出：ノゾエ征爾[はえぎわ]
美術：岩本三玲 照明：岩品武顯 音響：金子伸也 衣裳：紅林美帆
ヘアメイク：小林雄美 演出助手：渡邊千穂 舞台監督：根津健太郎、須田雅子
技術監督：山田潤一 宣伝美術：六月 宣伝イラスト：MERIYAS MIDORI
制作：高木達也、松野創、田中美樹 主催：はえぎわ、公益財団法人埼玉県芸術文化
振興財団 共催：【東京公演】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術等総合支援事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会 【埼玉公演】一般財団法人地域創造
出演：
内田健司 ：マクベス
川上友里[はえぎわ／ほりぶん]：マクベス夫人
山本圭祐 ：パンクォー、フリーアンス、他
村木仁 ：ダンカン、暗殺者1、医者、他
町田水城[はえぎわ]：マクダフ、将校、貴族、他
広田亮平 ：マルカム、暗殺者2、他
上村聡 ：ロス、他
茂手木桜子：魔女1、門番、マクダフ夫人、他
菊池明明 ：魔女2、マクダフ息子、他
踊り子あり[はえぎわ]：魔女3、侍女、他
2024/02/21(水)曇 6:30-8:15PM(1'44)前方上手 客席7割(130人)
客層：2世代、20-30才代女性最多。
客入れ：感染対策。特段なし。最前C列。開演15分前からちょろちょろ魔女が出捌け。
開演前アナウンスは間違えて「キレイ」を入れ込み。当日パンフ A5冊子。
物販なし。カーテンコール2+1回
2022年のワークショップ発の公演。「演劇を見慣れていない若者に演劇の魅力を
知ってもらう」が目標とか。
舞台。8×8のマス目それぞれに木製の簡素な椅子1。両袖の棚上にがらくた積み。
お話。スコットランドの武将マクベス。三人の魔女にそそのかされて、王と盟友の
武将を殺し、王位を我がものに。しかし、王の遺児に討たれてしまう。
敷居低く、私たちに近いマクベスとし、終始楽しく。ポイント抑えた物語展開、
きっちり原文＋気さくなもの言い（良い意味で安い）で人となりをわかりやすく
描き。戦争場面ではプー○ン等織り込みで今に引き寄せ。演出はバラエティ豊か、
コロスの合いの手、歌唱、全員野球な連携プレイ、ほぐれて種々見立てられる椅子
装置、刺激的な音効、高田渡？の歌詞○なフォークなどめくるめき、飽きさせない。
役者を観る楽しみある座組堪能。装わない草食系な若者がしだいに駆られていく様を
印象深く演じた内田健司・マクベス。さいたまネクストシアター以来のシェイクス
ピアだけど期待に応えてくれ。原作に追加された事後の光景（蜷川/野田演出みたい）
途方に暮れたありさま○。明らかに取り憑かれてますねな、川上友里・マクベス
夫人。この夫婦2人のギャップと離れがたい結びつき○。愛嬌一番、村木仁・ダンカン、
しかしながらの暗殺者役も面白いところ。
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