解体社「TOKYO GHETTO 3 瀕死のアナーキー」
＠本郷・本郷DOK （1996/3/1-31の金土日 14ステ） 前売3000当日3300
作・構成・演出：清水信臣
1996/3/17(日)6:30-8:10PM 晴 2列めから 客席満員（50人）
前シリーズと同じモチーフ。いわれなき性差別、暴力に晒された女性達の姿。
ゆるやかに激しく、機械体操にも見える個別の動き。走りぶつかり合いながら
の抱擁。相手を自らを殴打、スパンキング。無表情、無音、あるいはデフォルメ
された笑顔の不自然さ。痛々しいまでの身体表現を体感する刺激ある舞台。
いままでの断片を、さらり流れに置いたような。第九条題材もすっと。体の動きを
じっくり見せていく印象。今回、完徹仕事明け。うとうとねこ。で記憶小。
それでも、冬の朝にも似た静かさ、張り詰めた空気は堪能。これ、内容以前に
解体社の好きなところ。
日野昼子。首輪を付けた犬。この配役は変わらないのか。凝視するときの寄り目
など、表情は一番楽しめる。
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