唐組「海の口笛〜渡り海女の伝えより」
＠新宿・花園神社 紅テント (5/3,4,17,18 6/14,15,21,22 雑司ヶ谷公演もあり)
全自由前売り3200当日3300
作・演出：唐十郎
出演：唐十郎、飯塚澄子、金井良信、桜井ひとみ、稲荷卓央、伏見良子、
宗像幹奈、藤井由紀 他全20名
1997/5/3(土)雨 7:00-8:45PM(休憩10) 最前列より 客席ゆるい満員(250人)
客層：老若男女。ＧＷのせいか家族連れな子供もちらほら。いい子にして熱心？
に観てました。こんな幅広い客層は他になし。舞台の役者に自然にでる拍手喝采
、カーテンコールで花束をさっとわたすタイミングの良さ。お客◎。
脚入れ：いつも通り100人ずつ入場。前からきっちり座るお客。誘導も適度で○。
この芝居を逆にたどるよに韓国公演から各地を巡り、東京帰還。花園神社公演・
初日。小雨な空。冒頭でハングル、日本語通訳でのご挨拶あり。いつもながら
最前列、戦線恐々が楽しいねこ。落ちた物舞台にあげる係？。
お話。また失踪した探偵・灰田（唐）の助手・カジメ（飯塚）は、乳母に思慕の
念。韓国から渡り来た海女であった乳母。形見のウェットスーツを探す内、明ら
かになる乳母の不遇。カジメの思いは遠く、乳母の郷里、済州島の海へ飛ぶの
だった。
謎だらけのアイテムたくさん。わからずとも幻惑される言葉の魔力。荒くれな役
者の迫力。いいなあ。主役な飯塚さん、しっかり舞台背負う。可憐に力強く、
お茶目に。唐と怪優・金井はさほど出しゃばらない。２人の対決が楽しみだった
ねこは、ちと不満。もちろん、見せ場、灰田の予想通りの登場とか、はあるけどね
謎も残っているようで、続編がありそな。飯塚さんにはますます期待ねこ。
女優が愛らしい唐組。藤井さん。ミニスカ女子高生お嬢様でかわいく、ちと
はすっぱで○。新人女優６人？も期待。
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