極東演劇研究所「極東芝居作法−どもり 赤面 対人恐怖 治り□（ます）」
＠中野・テレプシコール(1997/6/6-8 3ステージ) 全自由前売り2000当日2300
演出：常田万蔵 出演：遠藤節、森山米次、島田美奈月、平井賢治、阪後昇
1997/6/8(日)小雨 7:00-8:30PM 最前列から 客席満員(70名)
客層：幅広く。おじさん、おばさん。関係者が多そう。客入れ：適時実施。
昨年、タイニイアリスフェス。ここの島田さんの１人芝居みて、ファンになったねこ。
華なんてない（失礼）女優さん。鳥がらみたいに痩せて手だけ長い。顔も決して
美人じゃない。声もちとしわがれて、ちょっと緑魔子。でも、語る流浪の物語は
破天荒、哀しくてどこかユーモラス。懐かしく、愛おしい気持ちにさせてくれ、
魅力◎。そんな彼女みたさにいったねこ。
お話。とある劇団。演出（遠藤）は劇団員の１人芝居が気に入らない。自己満足
にしか見えないからだ。？？な舞踏の劇団員とは、特に意見があわない。ワン
マンなとこ見せた演出のもと、離れちゃう劇団員。おろおろする他。でも、そりは
合わなくとも、表現したい気持ちは通じ合う。歩み寄る兆し。
もともと１人芝居の劇団、今回初めての集団劇とのこと。「星一徹」で強引な演
出と、強め弱めにそれぞれ自己主張な役者。そのやり取り（ダメだし）が面白か
ったねこ。最後にいい話な予兆で終わるのも、後味○。島田さんは１人芝居の断
片を。最初に書いた魅力が感じられて、微笑みねこ。１１月頭（タイニイアリス）
５度目の「ルピスカ物語」再演とか。また観られるかと思うと、顔ほころぶねこ。
|