かもねぎショット 夢十夜シリーズ第三夜「道」
＠恵比寿・イーストギャラリー （1997/6/19-22 5ステージ)全自由前売り3000当日3300
作・演出：高見亮子
出演：多田慶子、高見亮子、山下優、河野牧子、大草理乙子、森下由美、
星野理恵、早瀬真奈美
1997/6/20(金)暴風後天晴れ 7:30-9:00PM サイド側席最前列から 客席超満員（160人)
客層：老若男女。おじさん、ちらほら。おばさん達がね、朗らかでいい感じ。
客入れ：当日券、開演１時間前から。開場、開演２０分前。サイド側、最前列に
座布団席設営。スカートの女性がちと気の毒。台風の影響か、電車おくれてるとの
ことで開演若干押し。携帯、ポケベル注意はなかったよな。
会場。素のまま、オープンスペース。広〜い。客席:長手方向と短編１方向に階段
状配置。見晴らし◎。くぼんだ中央は水なしプールのよう、そこに椅子とテーブル
「プールサイド」は壁際までスペースな通路。天井を渡っているロープはなに？。
毎回モチーフを決めてのシリーズ。今回は道。
お話。どこかに行こうとする、したい女性達を乗せた超狭い「船」。はやる思い
ばかりで進まない。でのてんやわやを中心に「道」で出会う待つ人、行く人達を
描くオムニバス。
雨後晴れ、おでかけするよに颯爽と自分の道、なポジティブラスト。台風一過相
当いい感じ。叶わない夢、不安からの自分探しの闇も底にあって、味わい深さ○
っても、かもねぎショット、べたに暗くせず、親しみと微笑のお芝居。かしまし
い、とほほなばたばた。船、電車の擬音と変奏（ビートルズ、ぐち声らやも、ど
さくさにリズム）のお茶目。劇してるとこも○（もう１、２人の自分？を「やりすごす
ために待つ」、時空を越えて亡くした恋人を「待つ」、あこがれのまま、あの人を
「待つ」とか）。才知たけ、弾むリズムもあって楽しい。ニヤニヤねこ。
役者。主婦、元スター、お人好しおばさんとか演じた、多田慶子さん。器用。
子ども役ｏｋな、高見亮子さんも○。星野理恵さん。不器用めいた台詞廻しが
いい味だして○。
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