故林広志プロデュース 親族代表／漢字シティ・プレゼンライブ
「真顔のわたしたち」
＠六本木 キャラメル(1999/12/10-13 6ステージ)
全自由 前売り2000 当日2200(1ドリンク付)
作・演出・パンフ：故林広志 照明：田宮聖人{劇団木霊］
音響：中村衛[rust-Kindergarten] 舞台製作・進行：松本謙一郎
出演：<親族代表>嶋村太一[桃唄309]、竹井亮介、野間口徹[rust-Kindergarten]
〈漢字シティ〉嶋村太一、竹井亮介、三谷智子
1999/12/11(土)晴れ 7:05?-8:10PM(1'00) 前方より 客席満員(50人）
客層：２０ー３０才代中心。男女半々。男女２人つれが結構多し。
客入れ：受付開演１時間前から。開場時で7,8人、ぽちぽち増える客席。いつもの
ステージの壁廻りに黒板、なんかあったの？。
最近、コント大会にも顔をだしてるという、親族代表。彼らの分かり易い面白さな
５分ほどのショートコント集を冒頭と最後。中に15分ほどと長め、微妙な面白さの
新企画コント「漢字シティ」をいれた構成。和風コント？、趣がそういうことなの
ね。故林さんが初めて前説。これも意気込み？。いつもの一ひねりアイディアに
くすくす笑い。「漢字」のなんか嫌〜なシニカルさが面白かったねこ。三谷さん
かわいい、なのにひねくれてそうだし。共に期待大。
今日のねた
１故林さん前説。こんにちわ。みんな迷わずにこれたか話し。場所不明、黒人恐い
とか、さまざま理由で帰る人が実際いた。竹井さん登場。黄色シャツをアピール
しながら２人で。隣のクラブが改装。外国人経営、外国人客ばかりは変わらず。
昨晩は喧嘩があったよう。叫び声が日本語だった。日本語も可？、親切なんです
かね。今日は二本立て、それぞれのプレゼンが目的。
２親族代表。
(1)どうでもいいニュース。どこそこさんが座った起ったの。高速道でなにごともなく
すれ違ったの。と本当にどうでもいい報道。改めて知らせることもない、季節の
話題。ここで現場中継。どこそこさんが今、歩いているようです。大ニュースも
入っているけど、そっちのけで。
(2)診察室。患者（嶋村）に医師（野間口）は診察結果を。どこも悪くありません。
といいながらあれこれ問診。その合間に、後ろで聞いてる医師（竹井）は、あっ
とか言葉を飲み込み、何かいいたげ。おーい、なんか隠してないですか？、
と訝る患者。じゃあ、レントゲン撮りましょう（なんでもないのに？）。患者に
さまざまポーズ、笑ってとか。モデルポーズをさせられて、笑い物にされる患者。
窘めた医師当人も遊んだりして。
(3)優柔不断救助隊。緊急事態「みたい」。そろそろ出動「しようか」。と煮えきら
ない救助隊。これではいけない。YES/NOの二択にしよう。やっぱり決まらない、
第一Y/Nじゃ決める内容でない。挙手できめるのも×。合図にしよう、１・２・３・
カウンティングは止まらない。
・トーク 嶋守と野間口。やる気なさそうな野間口になんかなあと嶋守。彼をひとり
きりに。結構、喋る野間口、次は和風の長めコントと内容を説明。心配そう？に
後ろで覗く嶋守（すっかり遊んでます）。
３漢字シティ。
(1)女中と主人 和服の竹井と三谷。破滅型を自他とも認めて「ほしい」作家。
でも結構まめな性格、生活に役立つ豆知識を女中に教えたりして(どこが破滅型？）
奇想天外を志、ＳＦ小説を書くも、火星人が地球征服前に預貯金の心配をしてたり
どうにも日常的。なやむ主人を慰める女中。彼女、予知能力があるのか、主人の
言葉を先廻りして会話。しりとりすれば、先に終わったりでする甲斐ないし。
そんなことより、彼女が心配は地震。老朽なこの家、先生が危ない、避難してと。
拒否する先生にいままで仕えた家での災禍を語る彼女。そんな奇想天外は信じられ
ないと、先生は半信半疑で。
(2)タイトル不明 留守の兄の友人（嶋守）が訪ねてくる。発明家の彼に妹（三谷）
は兄から託されたもの渡すと、変な伝言。ガラス瓶、トランプ、黒い箱には、
農作物を食べ過ぎるなよと。はー？。お面を渡すと嘆き、こんどは農作物をたらふく
食えと。なにが違うのか？？。孤児院のびらには笑い、こんどは妹に気をつけろ。
それって私のことじゃ、そうじゃないのですか？？。よくわからなくて、気持ち
悪い、兄のことも俄然興味がでてきたりして。器用なんだけど、中途半端という
発明家。侵入防止のベルもさっきから誤動作中。そんな彼、飛行機をつくって、
これから初飛行すると内緒話し。行かないかと誘われたけど、それはちょっと・・
（とベルにしても、ねえ中途半端）
４親族代表
(1)笑ってびっくり亭 つうクイズ番組。やたらようきな「パチンコ兄弟」（嶋守、
野間口）、厳しい渋い司会（和服姿も厳めしい、竹井）。間違ったら、反省文、
出家してもらうからな！と手厳しい司会。いやげにタップダンス踊ったり。
パチンコ兄弟は悪すぎの雰囲気を取り繕うとする。なるもかえって怒られたり
して。しょんぼり。でもクイズ正解。やればできると司会に誉められ、泣く２人。
(2)表面的な社交辞令を入れるニュース。そのまんま。飛行機の事故現場の報道も、
謙遜したり表面的に礼をつくしたり、肝心の報道がすすまず。ここでディレクター
臨時ニュース。でも原稿を社交辞令で一旦受け取りは断りましょう。ディレクター
たまらず抗議反発、もうやめましょうと。でも、なんかなあなあかな？。単刀直入
にいきましょう！と賛同する現場キャスター。あんたの息子はもう死んでる！と
単刀直入にインタビュー。
・あいさつ。もう満腹（三谷）＞それはどういう意味とか。
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