カクスコ「上りの始発−丸子組、旅に出る。」
＠新宿 紀伊國屋ホール(2000/7/18-31 15ステージ）
全指定前売り4,500円 当日4,800円
作：藤本有紀 作・演出：中村育二 照明：漆畑昌治[ライトシップ] 、田向澄男
音響：田中誠[伝究工房] 舞台美術：若瀬豊 舞台監督：山口勝也
コーラスアレンジ歌唱指導：岡本朗 ヘアメイク：白川萬理子
制作：ジェイクリップ
出演：
岸博之（人形劇・劇団社長）、中村育二、井之上隆志、山崎直樹、近藤京三、
原田修一
2000/7/20(木祝）夏晴 6:05-8:20PM(2'15) 前方より 客席満員(420人)
客層：20-30才代中心に老若男女幅広く。女性過半数。
客入れ：当日券。開演１時間前発売が手違いか20分遅れ。座席トラブルの謝罪掲示
があったけど、関係あり？。前側と中央通路の補助席と最後尾の一列。補助席は
出ない可能性がある、その際は返金するの条件付き販売。いつもの補助席なのに
なんで？？、と訝しく思いながら選択ねこ。結局、補助席には数人とがらがら、最後
尾本席は埋まってたよう。折り込みパンフなし。物販。60Pパンフ付きCD(1,800円）
、戯曲本。
舞台。雨ざらしにぼろ入ってる駅舎。屋根のトタンもとこどこなし。二階建ての
上がみなの寝室。下手に緩くカーブを描いて坂道。「あこぎ阿漕」駅プレートが
あり。下手に温泉ノ駅の看板ある小屋。手前水洗い場。壁はあれこれペインティング。
アメリカの魚の缶詰風の、山水風の、ただの落書きの、と。
お話。ここは終点、山中の町にやってきた、ぬいぐるみ人形劇団「丸子組」。
１０周年記念の旅公演。「方法論」で一悶着、してると思ったら、懐メロフォークを
一緒に唄い、とか。呑気でおばかで幸せな男達、１０景ほどのスケッチ集。
今年もワンパターン、とチラシそのまま。おなじみキャラのおなじみシチュエーション。
おばかなやりとりに場内大笑い。いそうでいないその様は天国的。
食べ物交換の損得勘定を「サンドに扮して」移動確認、結局よくわかんないとか。
歌をもうやめてよ、だったはずがミイラ取りがミイラ状態、それもすごい楽しそうに
とか。やや長丁場の今回、中村さんらの歌ははもりもたっぷりに。もう30才代後半
以上嬉しいな、メロディアス・フォークメドレー（アカペラは三場三曲。）
久々に、ばかかっこいい男達をみて、嫉妬とあこがれもちょいねこ。
［月間一覧］ |