故林宏志prd.「当時はポピュラー4 トマス・エドワーズさん、(58才貴族)」
＠新宿 THEATER/TOPS (2002/7/16-21 8ステージ)
http://theatertops.tripod.co.jp/
全指定 前売3200円 当日3500円
作・演出：故林宏志 舞台監督：松下清永 舞台美術：大津英輔 照明：大川貴啓
音響：堂岡俊弘 映像：伝井幸洋 宣伝美術：故林宏志
演出助手：小野ひでゆき 制作：古島由紀
出演：
阪田マサノブ［GO・JO］：ゲンナイ（プロデューサー）
吉見幸洋［GO・JO］ ：イケベ（ディレクター）
一色 忍 ：シマノ（ＡＤ）
原 豊［Cretan Crete］：オオトリ（ＡＤ）
犬飼若浩［ガバメント・オブ・ドッグス］：コウジロウ（司会者）
鯉沼トキ ：カヨコ（その妻）
梅澤和美［Hula-Hooper］：フジエダ（アシスタント）
竹井亮介［親族代表］：ガクさん（大道具）
野間口徹［親族代表］：カワサキ（照明家）
三浦竜一［暴動mini］：ミキオ（大道具助手）
湯澤幸一郎［天然ロボット］：ナカイ（刃物男）
2002/7/21(日)晴 6:05-7:45PM(1'40) 最前方より 客席満員(150人)
客層：20-30才代中心。女性7割。役者さんとか関係者結構。
客入れ：当日券不明。ゆるゆるやがて満員。場内誘導、必要に応じてあり。荷物預かり
希望によりあり。相変わらず、前後間隔が狭いTOPS、後から入場が大変なり。
折り込みパンフ。B5版 ４ページ。すかしたあいさつ、配役、予定掲載。次回公演。
10月に「薄着知らずの女」再演＠三鷹市芸術文化。物販なし。
年一の本公演。できる役者をあつめてのコントな芝居シリーズ。
舞台。モノトーンに真横縞の△壁、△▽と連なり。
お話。とあるローカルＴＶ局。偉人伝な番組の舞台裏。局員スタッフは変わり者
ぞろい。やたら心配性の女性スタッフ。周囲がやる気出すと鬱になるディレクター。
渋い職人に憧れてるけど、どじなベテランスタッフ。熱心なんだけど、外してる
タレント。なんとか番組がやってけるのは、しっかり者の若手スタッフやバイトの
おかげ？。
休職してたプロデューサー復帰に思わず回想する一同。困った人たちはなんか今と
キャラ違い。女性スタッフは厚顔無恥に大胆な新人女子アナ。ディレクターはやるき
満々。どじなスタッフは変わらずだけど。活気あるのはいいけど、企画通したくて
身内ねたで公私混同と困り者。どじなベテランのうんちく好きも困り者。女子アナ
まあ、愛されてはいるんだけど。そんな所に不審者進入。もっとも顔でタレント
さん？、言ってることは支離滅裂。かまってほしいらしく、邪険にすると落ち込み、
刃物もちだし。謝ると、やり方が悪いと大音声で説教。キ◎ガイかよ、なんなんだよ
タレント妻が夫の素行心配とくるけど、彼女も電波系。もうっ。
で、今。撮影済みビデオが凡ミスで消去。スタッフ呆然。女性スタッフとタレントの
不義密通を知らずに隠し撮りしたため。撮影現場に復職したプロデューサーが。ノイ
ローゼ？。ちょっとまだ治りきっていないみたい。実は親戚の鬱ディレクターは
なだめすかし。そんなところに帰ってきた刃物男。衣装をきて、誰がみてもタレント
でも、キテるの相変わらず。女性スタッフびっくり。刃物男、また刃傷ざたを！？。
困って愉快、傍目にクスクス笑いなおかしさ。コント・オムニバスに構成。無自覚の
悪意もち、自己中心な人いろいろ。彼らの困った言動と、いい人達のあきらめ顔の
応対が可笑しいねこ。今回、仕掛けあり。「事件」を伏せ、結局説明せず謎めき進行
得体の知られないお楽しみ加味。表だったコントな会話か、隠された伏線に思いめぐ
らすか、一粒で二度美味しのが○。
役者。総じて伏し目がちな、抑制演技。ねこには未知数の阪田さん。緩急富んで、
押し出し強く、魅せる巧者印象。湯澤さん。白タイツが妖しく似合い。
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