毛皮族 江本純子「ジュンリーのブルーナイトパンクショー」
＠下北沢 駅前劇場（2003/2/9 1ステージ）
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
全自由 前売500円 当日700円
スタッフは本公演に準じ。
出演：
江本純子：ジュンリー
柿丸美智恵、町田マリー、和倉義樹、原口洋平、
佐々木幸子、羽鳥名美子、ヨネヤマハダコ、高野ゆらこ、斎藤朋子、
山下和美［α.C.m.e］、足立雲平［ロリータ男爵］、澤田育子［拙者ムニエル］
スペシャルゲスト：山田広野（活弁映画監督 ＨＰ）
2003/2/9(日)晴 5:30-6:13PM(43) 最前方より 客席超満員（180？人）
客層：20歳代男女とおじさん。男子率高め。小劇場演劇の役者さん結構数。
客入れ：全自由席、列んだ順。マチネが終わって(5PM)、すでに長蛇の列。劇場ビル
の外まで延び。10分で客入れ、立ち見20人強。当初スタンディングとの話も会場設営
時間が取れないためか、本公演と一緒の座席。桟敷と舞台には水対策のブルーシート
が一面にしかれ。なにが飛んでくるか、わからないとのことで、自己防衛用袋配布と
荷物預かりあり（水の飛沫と汗だけで安心）。終演が15分押し、ソワレ(6:30開場）
の準備のため、謝られながらとっとと追い出される。いろいろとご苦労様なり。
舞台。桟敷席に無理やり、中央花道。客席中程の通路とＴの字型通路。
構成。むりくり３部構成。「純子の素敵な残酷官能歌謡年史」にパンキッシュな曲を
加えた内容。
江本純子、輝く。血管大丈夫か？、なテンションでがなり立て、飛び跳ね歌いまくり
細身の体のどこからそんなエネルギー？、不条理なまでのパワーがまあ凄い。ＴＶを
壊し、水を噴き、な荒くれぶりはまあ爽やかなほど。ギリギリそうでいて、茶目っ気も
欠かさず余裕の純様、素敵。なるほど新カリスマと思うねこ。
第１部 パンクショー
・スピードルズ２世登場。キャーと客席通路に散らばり。
・ジュンリー登場。拡声器のサイレンを鳴らし、上半身裸、胸にニプレス、首に
マフラー、肩のサスペンダーで吊りズボン。脚立の上に登り降り、花道から
拡声器で客を挑発。ペットボトルから水をまき散らし、口から吹き。時々、大丈夫
か？と声を掛け。劇団員グルーピー達は、客席側通路に散開して歓声。女性カメラ
マンはジュンリーに密着して、激写しまくり。M3だったか、最前列にいた役者達が
舞台に引き上げられて、一緒に歌わされ（ベターポーヅの阿部さん、渡辺さん、
ロリータ男爵の丹野さん。ほか客席にはシベリア少女鉄道の秋澤さん、染谷さん
とか。）
M1「ワルシャワの幻想（スターリン）」 メシ食わせろ！！メシ食わせろ！！
M2「ドッキドッキさせてよー♪（中山美穂）」ふわふわ、ひゃーひゃー。
M3「派手 !!!（中山美穂）」 サビをグルーピーと応酬。拡声器でわーと煽り。
・トーク ゲスト柿丸美智恵
純様の着替えの間、町田と洋平でトーク。ゲスト柿丸を呼び。質問コーナー。
いつもの、男役と女役の純様、マリーちゃん、柿丸さんの誰が好き？、と客席に
質問。柿丸さんとの声になんでだ、と純様は物言い乱入。おじさまが多いですと
マリー。もう着替えが終わって、バトンタッチして挨拶する純様。柿丸さんの年齢
が遂に。もうすこしおしゃべりしたかったと柿丸。質問コーナー、挙手なし。もう
公演をみた人、挙手。２人、これから見る人多数。申し訳ない、おします。
柿丸さんは実は６２歳、年齢不詳、蘇生を繰り返しているのですと純様。柿丸さん
は純様の大学先輩とか（今回、３２歳と暴露され。）
第２部 歌謡ショー
M4「コーヒールンバ」with 澤田育子〜町田マリー〜原口洋平
（客席の）え〜！？ってなに？。しっとりやりますから。ヴォーカル＋ダンスの
相手を替えながら。澤田さん、胸元からバナナを取りだして、エロエロ。原口君は
ジーパンにジャージ上着でなんだかなあ。
M5「幻想旅行（山崎ハコ）」（バックダンサー 原口洋平、和倉義樹）
カンペをもらって。男子が２人しかいない、なぜでしょう。２人とも１００％男子
ではありません。大変です。男子２人はときどき見交わし、振りを合わせながら
ダンス。どうですかね、この２人？と純様。
今日これから見る人大変ですよ、何十曲と私の歌を聴かなくてはいけないという。
・トーク スペシャルゲスト：山田広野（活弁映画監督）
ゲストは誰だと思います。当たった人は招待します。土屋良一！と客席から。違っ
たけど、入口で立ち見してた土屋さんと一言。ゲストは監督・山田広野。粋なスー
ツと帽子で決め、アヒルぽい高い声に、場内ざわっと反応。なぜ呼んだか、一言で
いい表せない、しかも私は声を潰している、とマイクを監督に預ける純様。
中野でウェイトレスをしていた純様をスカウトした出会い、この人と一生映画を
作るのが指名と思ったとか。いきなり親しげなトークをしばし。監督のとまらない
しゃべりと、映画造りの志（つうか映画そのもの）にうける場内。
純様の告知。池袋のワークショップに是非。制作が青ひげ公の城のポスターを掲げ
るのをみて、あっちはいいから、ワークショップへ！とＰＲ。
第３部 ジュンリー・ナイト
M6「憎みきれないろくでなし（沢田研二）」
今何分？、恐ろしくて時計もみれません。６時ですに、まっいいか。最初ワンコー
ラスといってたけど、まあいいかとフルコーラス。柿丸さんを舞台に上げ、これな
ら歌えるだろうと、歌わせ。
M7「アナーキー・イン・ザ・UK（セックス・ピストルズ）」
舞台にＴＶ。意外と普通でしょう？。さらにヒートアップ。がなり立てる純様、
このまま燃え尽きるかな勢い。鉄パイプをふり下ろして、ＴＶ破壊パフォーマンス
ザク！ザク！。誰か養生しやがったな！！、割れねえじゃねえか、これ！と怒り。
和倉君が男子の強さで壊しまくり。ずるいなあと純様。
アンコール 「蝉化の女（戸川 純）」
絶叫口調で暴れまくり、水をかぶり、まき散らし。花道に突然倒れ伏して、大丈夫
か？（大丈夫）。客席とも大盛り上がり（スタンディングにはならない、小劇場の
客だし。）
早く〜でてくださいと煽り立てられて、客だし。えんぺに２ちゃんねるに書かれちゃ
う〜に笑い。
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