＠王子 王子小劇場(2009/12/25-27 6ステージ)
http://www.en-geki.com/
全自由 一般 前売2000円 当日2300円 学生 前売1500円 当日2300円
高校生以下 500円
脚本・演出：中屋敷法仁 舞台監督：藤本志穂（うなぎ計画） 照明：富山貴之
音響：上野雅 衣装：飯田裕幸 宣伝美術：山下浩介 制作：赤羽ひろみ
主催：三重県、（財）三重県文化振興事業団 共催：王子小劇場
出演 深谷由梨香[柿喰う客] ：1 すこやか息子 村上誠基 [柿喰う客] ：2 すこやかパパ 大西千保 ＠大阪 ：3 すこやかママ 川面紗織 ＠兵庫 ：4 すこやか姉さん 元山未奈美[劇団スマイルバケーション]：5 すこやか姉ちゃん
富田文子[劇団ぎゃ。]＠福岡 ：6 すこやかパパのパパ 伊藤寛隆[オイスターズ／フ透明少年]＠岐阜 ：7 すこやかパパのママ 右角８１[劇団バッカスの水族館]＠愛知 ：8 すこやかママのパパ 串田仁美 ＠千葉 ：9 すこやかママのママ
吉田沙弥[劇団ひまわり]＠大阪：10 すこやかヨメ 稲葉瑞希 ＠愛知 ：11 すこやかヨメのパパ 伊佐美由紀 ：12 すこやかヨメのママ 池田和佳美 ＠三重 ：13 すこやかヨメの弟 今津知也[オレンヂスタ]＠愛知：14 すこやか姉さんのダンナ 佐賀モトキ ：15 すこやか姉さんの息子 大村 亘 ＠奈良 ：16 すこやか息子の息子 右手愛美 ：17 すこやか息子の息子のヨメ
玉置玲央[柿喰う客] ：18 すこやか他人
2009/12/26(土)晴 1:10-1:50PM(40)前方中央 客席満員(70人)
客層：20-30歳代中心、年長者ちらほら、男女半々。
客入れ：整理番号配布、開場時で20人ほど。ベンチ1、雛壇にパイプ椅子4列。
中央のがいいな位でどこでも可。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ
作演出と三重劇場主催の挨拶、家系図付き配役。スタッフ、予定。来年1月、
4月＠大阪。5-6月新作本公演「露出狂」＠東京、大阪。
物販。台本、缶バッチ、Ｔシャツ。カーテンコール1回。
演劇コンペ＠名古屋にて劇場賞受賞が縁のタイアップ企画。東西役者オーディション
、三重に2週間滞在しての「スポーツ演劇」。その目的は役者も観客も演劇で
健康＝ハッピーになることとか。
舞台。素舞台に18人出ずっぱり。王子の小空間ではぎっしり、中規模の三重は余裕が
あったよし。
お話。すこやかな男の一生語り。巡る家族の有為転変とともに。
奇抜な手法も内容普遍、家族を甘辛く描き味わい。手法。演技＝有酸素運動として、
18人が40分間エアロビに動きまくり。マラソン芝居の中、それぞれの動きと配置に
簡潔な説明台詞を添えて、家族を描いていく。
内容、はシンプル、まっすぐに誕生から死まで物語り。まさに健やかなれど有為転変
、失恋離別死別と苦しみ、悔恨とちいと苦みと毒あり。そんな現実味も人間らしく、
すこやかにすっと胸に沁み。観る者それぞれの半生の悲喜こもごもを想起させ、泣き
笑いな客席となり。次の展開が楽しみねこ。
アフタートーク 1:57-2:14PM(17)
玉置玲央、中屋敷法仁
以下箇条書き、抜けや不正確なことをおことわり。
中屋敷 (スポーツ演劇とは) 観ていて運動不足を自覚する機会になればと。役者と
お客様に健康になって幸せになってほしい。そこから、スポーツ演劇を始めた。
作演出プロデューサーの3役だが、役者でもある。自分はフルマラソンを3時間で
走れると先輩役者に話した時、3時間は走れないが、舞台に立つことはできると返され
た。それは役者としてダメだと思う。
今は健康のことばかりを考えている。アーティストはアルコールやドラッグで面白い
ものがつくられるかもしれない。昔はギリギリの状況がいいと思っていた。今は人と
して、役者に十分に寝てほしい、食べてほしいと考えるようになった。健康になって
幸せになってほしいと思う。
質問1 稽古はどのように。
2週間の前半はエアロビクス、有酸素運動ばかり行っていた。台詞1日、フォーメイ
ション1日の稽古。スポーツをやる身体をつくってもらった。役作りより身体。役者達
も役のことは考えていないと思う。（役者の変化は）2パターンある。体重が減った
パターンと、よく食べるので逆に増えたパターン。快便となり、よく眠れるように
なった役者が多い。
質問2 なぜ家族を描いたのか。
人の繋がりを描きたかった。舞台はフォーメーションで現している。物語は平凡だが
普遍的な内容となっている。
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