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 ゴキブリコンビナート第25回公演「何も言えなくて...唖」

 @木場 木場公園 多目的広場(2010/6/11-13 3ステージ)
 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access020.html
 全自由・スタンディング 前売・予約2500円 当日2800円

 作・演出・美術:Dr.エクアドル 作曲:Dr.エクアドル、オマンサタバサ
 電飾:オメス吉祥寺 衣裳:ダイヤモンド☆FUYUKAI 制作もろもろ:バボ
 出演:
 Dr.エクアドル :上田武司
 スガ死顔   :上田慈(親方。ユンボマスター) 
 オマンサタバサ :充(慈を越えられない)
 レディー・ボボ :房子(充の妻)
 病気マン    :菊田まこと(悪徳警察官)
 若人あきこ   :安子
 アグネス・マトン:上田清子(武司の妻)
 油絵博士    :鑑三(介護老人。元競輪選手)
 中根道治    :弘

 オメス吉祥寺  :哲也
 スピロ平太   :稼頭央(行政書士)
 碓井清喜    :等
 後藤凜     :新沼剛
 畠山峻     :鈴木シゲル
 美館智範    :英夫
 福岡善貴    :南郷五郎

 2010/6/11(金)曇 7:09-8:38PM(1'29)左手中程とか 客席7割?(80人)
 客層:20-30才才代中心に中年層結構。お友達連れと単独半々。
 客入れ:入口で荷物預かりあり。遅れて到着、センター通路ステージで左右に分散。
 整理番号あってもスタンディングだし、どうせ移動するしでとりあえず、空いてる
 左手の中央最前列へ(後、逃げまどい)。自分の身は自分で守る新聞紙配布。
 合羽の販売なし、持参者3,4割。ねこも着てたけど、蒸すね。最前方で見る人は
 着た方が安心。両角に比較的安全な平台席あり。 折り込みチラシ少々。
 パンフ A4 1枚。配役、スタッフ、予定。次回公演。来年頭 アリスフェス
 @タイニイアリス。物販。公演DVD、サントラなど。

 2年ぶり野外公演。周辺住民に通報されたとかの噂の木場公園にて。今回は露天では
 なく、完全テントで対策?万全。

 会場舞台。地べたの床、テント中央に橋な両側スロープ。壁ぐるりにキャットウォーク
 な足場。オールスタンディング。四方八方から役者が飛び出し、あれこれ降りかかる
 ので座ってなんかいられない。角に安全箇所をつくっていたけど、そこも無事では
 済まず。アングラ芝居の定石通り、美男美女客がぽつぽつ。ねこの近場には鳥肌中将
 、遠藤留奈さんをみかけ。2人ともねこと一緒で安全席など眼中になしの体

 お話。老人を介護する家族達の人情話は醜い遺産相続、愛憎劇へと転じ。続々明らか
 となる、暴虐と裏切りの過去、出生の秘密。悪徳警官の蛮行と、競輪で財を成した男
 の亡き妻のために復讐、汚れた世界の中真っ直ぐに建設業を志す若者とその愛 が
 絡まってもう大変(覚えてないねこ)。ラストは若者と師匠の重機(ユンボ)勝負〜
 ゴットハンドを獲得した若者が操作するユンボで恋人を愛撫 でほんわか大団円。

 驚天動地の物語、体感型の演出がいつもながら楽しいねこ。日常の喜怒哀楽を越えた
 苛烈な表現、肉弾演技に逃げ惑う参加型の趣向が、悪いことほどしたくなるな快感を
 呼び。飛び出しては絡む役者(三つどもえどころか、5,6人)、クライマックスは
 重機が客を分けて登場して、異世界の混沌へ連れ去られて素敵。今回は狭めの空間
 なので一層。重機が武器から愛撫の道具になるのには感動して絶句。ミュージカル化
 はミッシェル・ルグランかという、台詞まで歌うもので志高し。こちらはうっかり
 感動しそうになることしばしねこ。

 
 今回は屋根付き、雨でも安心。あの方も観劇。

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