＠東池袋 あうるすぽっと(2011/3/4-6 3ステージ)
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全指定 一般3000円、学生（小〜大学生）2500円 当日+500円
としま未来友の会2700円
＠北九州 北九州芸術劇場 小劇場 2/21-27 9ステージ
作：鈴木聡[ラッパ屋] 演出：松村武[カムカムミニキーナ]
舞台美術：加藤ちか 照明：吉永勝義 音響：杉山聡 衣裳：真行ひとみ（black2id）
演出助手：市原幹也（のこされ劇場≡） 舞台監督：森田正憲
テクニカルマネージャー：樋田浩昭 宣伝美術：トミタユキコ（ecADHOC）
宣伝写真：木寺一路 宣伝ヘアメイク：橋本理沙 営業：後藤勉
広報：野村由貴子、 岩本史緒 票券：江本千奈美 制作：野林紗恵、
黒崎あかね、音部美月、吉浦宏美
プロデューサー：能祖将夫 主催：(財)北九州市芸術文化振興財団
共催：北九州市、(財)としま未来文化財団 企画･製作：北九州芸術劇場
出演：
小林類 ：板崎勉（べん)
仲島広隆 ：山根(勉の友人)
折元沙亜耶 ：祥子
有門正太郎[飛ぶ劇場] ：春樹(勉の父)
ヒガシユキ ：邦子(勉の母)
沖田みやこ[のこされ劇場≡]：満ちる(勉の姉)
池田幸子 ：とよ(勉の祖母)
谷村純一 ：谷崎(小学生)、本橋(開発部長)
上瀧征宏 ：上島(小学生)、塚原(開発課長)
穴迫信一 ：子供の勉、東山(社員)ほか
今村映子[henhouse] ：今川(小学生)、花沢(社員)ほか
井口誠司[劇団テアトルハカタ]：井原(小学生)、北村(社員)ほか
加賀田浩二[飛ぶ劇場] ：門田(小学生)、西田(社員)ほか
酒瀬川真世[che carino!/che carina!]:酒田(小学生)、野口(社員)ほか
白石萌 ：白木(小学生)、牟田(社員)ほか
2011/3/4(金)晴 7:05-9:13PM(2'07)前方中央 客席8割(260人)
客層：20-30歳代と中年層。男女半々。お友達関係が多そう。
客入れ：全指定の通常席。ロビーアトラクションなどなし。折り込みチラシ
それなり。パンフ A4 3ページ。挨拶、顔写真とプロフィール付き配役。
物販なし。カーテンコール1回1分。
九州出身というわけでもない、ラッパ屋・鈴木聡脚本、カムカムミニキーナ・松村武
演出にて。
舞台。一戸建ての1F。上手にテーブルのあるダイニング、下手一段上がって和室。
壁に賞状、カレンダーや、どこかの地図。箪笥に博多人形？ など庶民的。全体の
額縁がブルーの縁取り、上端中央に水流マーク。
お話。北九州小倉、70年代万博から現代までの40年。トイレで夢想するのが好きな
主人公、その名も勉(べん）。子供時代、彼女ができる高校時代〜地元ＴＯＴＯで
ウォシュレット開発に携わり、子供が結婚までの悲喜こもごも。一家の家庭と会社を
切り替えながら、種々エピソード語り。
ありきたりの人生に明かりを当て、慈しむ、ハートウォーム舞台。排泄するから人間
なんだ、と相田みつをに、恋も仕事も生活も平等な視点を注ぎ。現実逃避ら傷も臭み
があるかこそ人間と優しい。ラッパ屋公演のように、踏み外しが加速することなし。
当たり前人生が中盤とか間延びに感じられちゃうけど、観劇後は晴れ晴れとして好感。
演出はパキパキとメリハリつけ、役者をよく機動。役者。加賀田さん、ころころコミ
ック体型と演技に愛情を感じるねこ。おばあさん役の人生もベテラン池田さんの
元気ぶり○。
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