＠池袋 シアターグリーン BIG TREE THEATER(2011/8/2-21 24ステージ)
http://www.theater-green.com/
全指定 前売・当日ともに4500円 平日マチネ割引4000円
作・演出：鴻上尚史 美術：池田ともゆき 音楽：HIROSHI WATANABE
照明：伊賀康 音響：堀江潤 振付：安達桂子 ヘアメイク：西川直子
衣裳：森川雅代 映像・宣伝美術：冨田中理 演出助手：元吉庸泰
舞台監督：中西輝彦、村田明 制作：中山梨紗、関島誠、倉田知加子
プロデューサー：細川展裕
出演：
配役は舞台写真とともに袋とじなので、公演終了後掲載。
大久保綾乃 大杉さほり 小沢道成 小野川晶 杉浦一輝
高橋奈津季 三上陽永 山崎雄介 渡辺芳博 / 大高洋夫
2011/8/17(水)猛暑 7:35-9:40PM(2'04)前方中央 客席超満員(180人)
客層：第三舞台と同時代世代〜知らない世代まで幅広く。女性過半数。
客入れ：通常の客席。補助椅子20？あり。折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。
物販。パンフ A5 500円。大高×鴻上対談収録。Tシャツ2000円。
カーテンコール4回1分。大高さんのもう帰ろうよで終い。
88年初演作品を、その頃生まれた役者達で再演。初演以来のマスター役・大高洋夫
出演が話題。
舞台。喫茶店。中央にでかい3Dテレビ。上手にテーブルと椅子、下手に小さなカウン
ター、奥に2階への階段一部。
お話。放射能に蔽われ、人類は絶滅したかにみえた地球。手持ちぶたさの天使は
人間が生きながらえている透明ドーム都市を発見する。彼らは外の死の世界は知らず
元気に暮らしているが、なぜか外に出たいという気持ちを常に抱いている。
幸せそうな彼らの姿をみて、天使は人間になる決心をする。
集団の崩壊、孤独を見つめ慈しむ視点はいまも変わらず。20才代の役者を得て、
瑞々しく蘇った再演。冒頭、原発事故で立入禁止となった境界での事件をパラレル
世界の出来事として挿入。オリジナルの隔離都市の発端へとつなげる。絶望を知る
ことから始まる希望の物語として、思わされること一層感。登場人物達のブライテスト
な笑顔の中の切なさ、叶わない思いのやりきれなさに以下同文。鴻上尚史エバーグリ
ーンなり。大高洋夫さんが大人びたマスター役でまんま、ぐっと深み増し。しかも、
全ダンスシーンにガチで出演、負けない処ではない存在感を発揮してて拍手。
初演
第20回公演
1988/7/27-8/26
新宿・紀伊國屋ホール
近鉄小劇場 9/1-11
出演
大高洋夫 ：男1、No.09、とその子孫かもしれない、マスターとよばれる男
小須田康人：男2、 No.112、とその子孫かもしれない、電通太郎
筧利夫 ：男3、 No.45、とその子孫かもしれない、トシオ
勝村政信 ：男4、 No.105、とその子孫かもしれない、ユタカ
伊藤正宏 ：男5、 No.5543、とその転生かもしれない天使1
京晋佑 ：男6、 No.324、とその子孫かもしれない、アキラ
長野里美 ：女1、 No.678、とその子孫かもしれない、ケイ
山下裕子 ：女2、 No.5544、とその転生かもしれない天使2
筒井真理子：女3、 No.222、とその子孫かもしれない、マリ
利根川祐子：女4、 No.549、とその子孫かもしれない、チハル
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