＠高円寺 座・高円寺1(2009/8/7-23 17ステージ)
http://za-koenji.jp/
全指定 前売・当日 4500円
作・演出：鴻上尚史 美術：池田ともゆき 音楽：HIROSHI WATANABE 照明：伊賀康
音響：堀江潤 振付：安達桂子 ヘアメイク：西川直子 衣裳：森川雅代
映像：富田中理 舞台監督：村田明、中西輝彦 演出助手：元吉康奏
宣伝美術：富田中理 制作：中山梨紗ほか プロデューサー：細川展裕
企画製作：サードステージ
出演：
大久保綾乃、大杉さほり、小沢道成、小野川晶、杉浦一輝、高橋奈津季、三上陽永、
山崎雄介、渡辺芳博
参考 初演、再演ほかキャスト
2009/8/15(土)晴 7:05?-9:03PM(1'58)後方上手 客席満員(220人)
客層：20-30才代と中年層。男女半々。
客入れ：勾配のあるひな壇で見易し。折り込みチラシなし。パンフ A4両面と「ごあ
いさつ」 写真付きキャスト紹介。 物販。パンフ A5 18ページ オールカラー
500円。役者座談会収録。 カーテンコール3回1分。
1986年初演、作家28歳作品を自身の若手劇団で3演。
舞台。ハの字に開いた壁に出入口ドア２＋３＋２。グレーの一面はドア内のとりどり
カラー、全面投影される映像で彩られる。
お話。夢の風景を探す依頼人と探偵。現実と夢が錯綜する中で描かれる、濃厚な自分
探し劇。
みずみずしくて、なんかうれしくなるねこ。込み入った物語は80年代と基本変わらず。
夢みるようで、とても現実的で切実な訴えかけに改めて心震えるねこ。果敢に取り
組む若い役者達と、挑戦を忘れない作家の潰えない情熱にもまた。巧拙やスタイルを
超えるものにふれ、ほっこら気分ねこ。忘れないといえば、作家近況「ごあいさつ」
ノートに手書きのスタイルを貫き、切ない恋心やらもまた鴻上エバーグリーンなり。
[月間一覧］