＠吉祥寺 三鷹の森ジブリ美術館横 木もれ日原っぱ(2011/10/1,2,8,9,15,16 6ステージ)
全自由 前売3500円 当日4000円
＠池袋 雑司ヶ谷・鬼子母神 10/22,23,29,30 4ステージ
作・演出：唐十郎 作曲：安保由夫 作詞：唐十郎 舞台監督：辻孝彦
舞台美術：久保井研 照明：久保井研一 衣裳：赤松由美 音響：大美穂
制作：藤井由紀 デザイン：及部克人 絵：合田佐和子
データ作成：海野温子 協力：(株)文化印刷
出演：
稲荷卓央 ：坂巻(立ち往生しているプータロー)
藤井由紀 ：八重（坂巻の元自称同居人）
赤松由美 ：月村（クラブのママ）
唐十郎 ：影の用心棒・裕次郎
久保井研 ：森（坂巻の元上司）
気田睦 ：汐一(八重の弟。消えた船を探す）
安保由夫 ：氷雨（流しのギター弾き）
土屋真衣 ：螢(春子の妹、氷雨の女房)
大美穂 ：春子(螢夫婦を憂う）
岡田悟一 ：おでん屋の主人
辻孝彦 ：花屋の店長
岩戸秀年 ：広渡(渡り人）
ほか
2011/10/2(日)曇 7:00-8:15PM(35/休11/27)最前方中央 客席6割(120人)
客層：20歳代と中年層、概ね大人客席。男女半々。
客入れ：開演20分前に整列。劇団前売り20人、プレイガイド20人、招待？30人、
残りプレイガイド30人当日券10人の順で入場。サイドは空け、ゆったりまんべんなく
なテント内。折り込みチラシ少々。パンフはチラシ兼用。
5月公演から早くも新作。
舞台。アパート装置、開けると住居兼用のおでん屋。
お話。仕事を失ったその人達はとほーにくれている。その中にはガレキの中にうち
捨てられた船の再出航を願う者がいる。生活を失った人を助けようとする者、金を
せびる者、（男女を問わず）嫉妬心を抱く者。と、それぞれに切実な事情がある。
今回も1時間とコンパクト。物語やキャラ展開は寸足らずも、ぎゅっと詰め込んだ
言葉の宝石箱、何でもないものの思いも寄らぬ輝きが素敵。夢幻世界へは飛躍せず、
視線は一層市井の人へと向けられ。喪失の悲しさと悔しさ、再生への願いが全編に
感じられたねこ。唐先生は、用もないのに呼び出されるキャラをうれしそうに演じ。
狼のたてがみ（って一体？）がたわしと言うのが素敵。初めて観たかもな、音楽担当
中年・安保さんは女がほっておけないだめ男役。とぼけた荒くれ振りに男の愛嬌が
あって〇。
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