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 THE GO AND MO'S 第3回公演「新海の虎」

 @京都 壱坪シアター・スワン(2012/5/25-27 5ステージ)
 完全予約制1000円 当日券なし

 脚本・演出・出演:黒川猛 構成:黒川猛、中川剛
 喫茶:中川あい(25日)、山方由美(27日) 音楽:Nov.16 映像協力:竹崎博人
 制作・他:丸井重樹 記録:仲川あい 企画製作:THE GO AND MO'S
 協力:ベトナムからの笑い声

 時間稼ぎ
 コント「襲名披露」
 電話
 ドキュメンタリー「斉藤連吾」

 休憩

 創作落語「サーカス」
 コント「身体」
 素人
 アンケート「異名対決」

 2012/5/26(土)快晴 7:03-8:42PM(1'39)後方より 客席9割(16人)
 客層:20-30才代、男性8割。常連中心かな。
 客入れ:ママ不在につき1F喫茶閉店。いつものように異名対決のねたカードを記入
 してポスト。パイプ椅子3列。エアコンが五月蠅いとの客コメントで後半停止。
 結構蒸し暑くなり、夏期の課題。折り込みチラシ数枚。パンフ A5 2ページ。
 新海について。 カーテンコール1回。

 活動休止中のベトナムからの笑い声・黒川猛と丸井重樹の隔月企画 第3回。
 マンネリになるどころか、実験ねたは益々に盛ん。ついに観客参加(素人)も登場。
 前半は「襲名披露」のニコ動ヤジ、後半はみなよくて目白押し。創作落語はこれまで
 で一番面白く、宮崎宏康の映像ネタはシュールな身体表現で新機軸。もっとテンポを
 特に前半、あげてと思うも、次回がますます楽しみになるねこ。

 時間稼ぎ
 丸井さんがオペ室に入る間に前説。すんなり始まり、初日はトラブルで時間繋ぎが
 係ったとか。

 コント「襲名披露」
 学生服を着たアイパッチの男。スケバン刑事ならぬウラバン刑事の四代目襲名披露
 記者会見。背景にニコニコ動画なコメントがリアルタイムで流れる趣向。意味不明な
 発言と、執拗に挟まれる決め?ダンスにツッコミ爆発。ヤジする演劇とか面白いもの
 だけど、このアイデアはオールマイティに使えそう。それにしても繰り返しがしつこ
 すぎる、やるならテンポアップ希望するねこ。

 電話
 時事ネタ有名人から電話が掛かってきて応対ねた。6人ほど。推して知るべしな、
 断片語りにクスリ笑いねこ。

 ドキュメンタリー「斉藤連吾」
 架空の職業を演じてもらい、一日密着取材するシリーズ。サングラスの男はなんと
 スナイパー。意外と軽いノリ語りで、胡散臭さぷんぷん。金属音に敏感でアーケード
 で隠れまくる芝居に笑い。役者は太田清伸、誰だっけと思って鱈、売込隊ビームの
 役者さん、ベトナムにも客演。エアコンの音が大きくて、聞き取れないことあり。
 映像の音量をもうちと上げて欲しかったねこ。

 休憩 前回のドキュメンタリーを再放送。

 創作落語「サーカス」
 今までおおトリだった落語を仲入り後へ変更。疲れる前に長講ということかしらん。
 ぱっとしないサーカス団。パトロンの社長家族からあり得ないクレームがつき、
 なんと従ってしまうというもの、例えば、動物虐待だからと、人間が動物に使われる
 ように逆転するとか。筒井康隆かというブラックさ、ばかばかしさが○。これまでの
 落語で一番楽しめたねこ。

 コント「身体」
 造形作家・宮崎宏康企画。今回は身体表現でネタを演じる。いわく、マッカーサー、
 尿道結石、呼吸、青春、片思い、月光。シュールで面白く、なかなかに巧みなのに
 感心ねこ。実況中継も楽しいところ。落語に続き、これまでで一番。

 素人
 スクリーンにシュールな設定のお題を投影、観客に演じてもらおう企画。無謀。
 無理矢理引っ張りだされつつ、なかなかに演じていて感心ねこ。2人だったかなの
 後、黒川さんがデモして仕舞い。

 アンケート「異名対決」
 観客ポストの異名を持つものを対決させ、黒川さんがジャジする趣向。黒川さんの
 負荷が高すぎるため、今回で最終とか。ちなみ今回は恐怖の神様 VS エビの京都人
 鼻フック対決。エビぞりでどうこうで尻すぼみに。

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