＠新宿 新宿ゴールデン街劇場(2012/10/26-28 8ステージ)
http://golden-gai-gekijou.jimdo.com/
全自由2000円
作：加藤一浩 演出：高田恵美 照明：島守杏介 宣伝美術：池口十兵衛
舞台監督：前田亮輔 主催・制作：劇団東京乾電池
出演：
中村真綾：明日美(故あって一人暮らしをする女)
山肩重夫：内田(近所に住む女房持ち）
飯塚祐介：水谷(修理手伝いに来た知人）
2012/10/28(日)曇 2:00-2:44PM(44)前方中央 客席ほぼ満員(30人)
客層：20歳代と中年層。男女半々。
客入れ：先着順、開場時10人ほど。通常ひな壇ベンチ席、最前列にミニ椅子1列追加
折り込みチラシ少々 パンフ A6? 3ページ。団員挨拶、クレジット、予定。
物販なし。カーテンコール1回。
座付き作家・加藤一浩書き下ろし新作。
舞台。テーブルと椅子。下手が玄関口。客席側が空き地、決まった時刻に光が屋内に
射し、壁を照らす設定。
お話。休日の昼下がり。一人暮らしの明日美は近所の男性をもてなしている。折しも
掃除機が動かなくなったり、蜂が迷い込んだりと小トラブル。そこに水道の水漏れを
相談した，清掃業の男が具合を見にやってくる。男2人は明日美といる時間を心地好く
思っているようだ。
いわゆるドラマはなく、そんなところにそんな人達が出逢って、なにやら醸す舞台。
前作「誰か、月光 恐怖・ハト男」は日常を描きながらどこか得体が知られない
不思議な舞台。それに増して、わからないことは一つもない日常スケッチなのに
どうもつかみ所がない本作。男達と女の穏やかな幸福感、同時満たされない寂しさが
感じられるようで、想像が膨らむねこ。
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