＠下北沢 アトリエ乾電池(2012/7/28-8/4 13ステージ)
全自由 前売2800円 当日3000円 学生1500円
作：別役実 演出：柄本明 舞台監督：山地健仁 照明：日高勝彦 音響：原島正治
衣装：鈴木千秋 宣伝美術：山口智子、茨木真之介 協力：ノックアウト
主催・制作：劇団東京乾電池
出演：
角替和枝：魔女
ベンガル：神父
2012/07/31(月)晴 猛暑 7:01-8:15PM(1'13)中段中央 客席満席(50人)
客層：中年層と20歳代、男女半々。
客入れ：路地の曲がり角に看板と案内人置き。先着順に入場。開場時数人、ぽちぽち
埋まり。通常のひな壇に座蒲団席4段。下手よりが見易し。荷物預かり積極的。
折り込みチラシ少々。パンフ A5 オールカラー 3ページ。物販なし。
カーテンコール1回1分。
たしか、かたつむりの会＠ジァンジァン 書き下ろし作品。93年再演以来みるねこ。
舞台。中央〜下手に長テーブル。片付けられていないお茶会模様。下手壁に魔女の
心得3ヵ条が墨書。上手、クロス内にグローバーズ・コナーズ＠わが町のジオラマ。
お話。魔女の家、そこになぜか魔女からお茶会の招待状をもらったと訪ねくる牧師。
何故どうしてと交わす内に共有の人と町の記憶で出逢う。ソートン・ワイルダー
「わが町」の追想は、生きているような死んでいるような我が身を思わせることに
なって…。
別役実不条理劇にこの役者と演出の充実。トンチンカンなやりとりはやがて不安の
影を落としはじめ、「わが町」に、魔女裁判の語りが重なる意外性ある展開。
アメリカが輝かしい時代から赤狩りの暗黒時代へと至る歴史を含んでの俯瞰？かと
改めて、うーみねこ。恐れ故の多弁、奇妙な振る舞いということか、あざとさも
味わいとする役者2人の演技力(芸）は流石。とりわけ、ベンガルの言外奇行には
愛情を持って、逐一楽しむねこ。
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