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 Cucumber+三鷹市芸術文化センター 土田英生セレクションvol.3「算段兄弟」

 @三鷹 三鷹市芸術文化センター 星のホール(2015/7/31-8/9 休演8/3
 http://mitaka.jpn.org/ticket/star/
  全自由席(整理番号付) 一般 前売3000円 当日3500円
  財団友の会会員 前売2500円 当日3000円 学生 前売当日2000円
  小中高校生 前売当日1000円 早期観劇割引 平日マチネ一般前売2700円当日3200円
  財団友の会会員 前売2200円 当日2700円

 作・演出:土田英生 舞台美術:柴田隆弘 照明:伊藤泰行
 音響:佐藤こうじ(Sugar Sound) 衣裳:正金 彩 舞台監督助手:内山清人
 舞台監督:佐々木智史 宣伝美術:西山英和、大塚美枝(PROPELLER.)
 制作:本郷麻衣、森川健太(三鷹市芸術文化振興財団)
 プロデューサー:垣脇純子、森元隆樹(三鷹市芸術文化振興財団)
 助成:文化庁芸術文化振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
 企画・製作・主催:キューカンバー、(公財)三鷹市芸術文化振興財団
 出演:
 倉田哲郎の子供達
 村岡希美[ナイロン100℃]:沙奈枝(長女・最初の妻の子)
 竹井亮介[親族代表]:洋(長男・二番目の妻の子)
 尾方宣久:隆(次男・二番目の妻の子)
 渡辺啓太:耕三(三男・E番目の妻の子)
 高橋明日香:ゆかり(次女・四番目の妻の子)

 もたい陽子:文恵(倉田哲郎の内縁の妻)

 子供たちの配偶者
 七味まゆ味[柿喰う客]:真弓(洋の妻)
 土田祐太[東京サムライガンズ] :鞘岡雄二(ゆかりの夫)
 大村わたる[柿喰う客]:三村吾郎(沙奈枝の夫)

 その他
 石丸奈菜美:高畑麗(隆の友人)
 本多力[ヨーロッバ企画]:羽生田幸夫(倉田哲郎の世話をしていた男)
 土田英生 :桜田俊男

 2015/08/04(火)猛暑 7:34-9:19PM(1'44)中段中央 客席ほぼ満員(130人)
 客層:20-30才代と中年層、女性過半数。
 客入れ:開場時20人ほど。雛壇客席8,9列。折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。
 物販。パンフ B5変形オールカラー 500円。稽古場レポート収録。
 カーテンコール1回1分。

 プロデュース形式での第三弾。
 舞台。大正ロマンな洒落たロビー。シンメトリにハの字の壁と戸、中央階段から
 上階の左右母屋に別れ。踊り場壁には○に星形の色ガラス。床は淡いパステルの
 市松模様、壁はペパーミントグリーン。ベンチやテーブルら調度は渋いブラウン。
 病院待合室らしく、上手に受付小窓や、本棚置き。下手手前に今時ピンクの公衆電話

 お話。権威と呼ばれる老医は臨終の床。呼び集められた子供たちは皆腹違い。子供が
 できると離縁を繰り返す、とんだジゴロぶり。怒りを抱きつつ、遺産の算段に縛られ
 互いのことを探り合う異母兄妹達だったが。

 ラテンと日本、面白としっとり、楽天とシニカルの案配良いブレンドコメディ。
 とりどり色合いのキャラを、異なる個性の俳優達が存分に演じ。土田英生会話劇の
 面白さ集大成な作品に応え、盛り立てて◎。

 アフタートーク 9:24-9:47PM(23)6,7割居残り
 千葉雅子[猫のホテル]、土田英生

 千葉さん、四女の智子ですと、なにを思ったのか、小芝居しながら登場。土田さん
 ついて行けず。
 土田(トークに呼んだ経緯)5年前に出演してもらった。企画の話を以前して思い
  出したタイミングで偶然下北沢で出会ってオファー。2度出てもらうことはない
  ルールだったが破って、今回もと思っていたが忘れてしまっていた。せめてトーク
  にはと呼んだ。もう一つ、2人芝居でツアーをずっとしてて、でも倦怠期になって
  しまい、それで続けて芝居するのはというのもあった。

 千葉(なんでお互いに劇団以外の公演が多い。なんで劇団ではだめなのか)
  メンバー固定の企画だと満たされないから、とういうか御縁があって。
 土田 2人芝居は「事業」だった。
 千葉 団体が好きなのかも。古い団体のほころびを新しい団体で直すということは
  ないですか?。
 土田 何を喋っているのかわからないが。甘え=ほころびはメンバー通しのこと
  では?。
 千葉 私には自分自身のこと。基本の柱がずれてたりする。
 土田 それはない。人のことを許せない性分もあるが。劇団を続けるには簡単な
  ことでも気になることは言い続けないと。そうしないとダメになる。劇団の方向性
  と言っているがそれはない。勝手にやっていることにはキチンということが大事。
  で実話。
 千葉 それはMONOの男子私立校みたいなところでは。
 土田 団体を続けるコツは言い続けること。外部に出ると我が家の良さがわかったり
  する。劇団ではなんでもないのに、ユニットだと打ち上げが切なかったりするのは
  どうしてだろう。
 千葉(哀しいのは)共演相手を好きになったときとか。プラトニックにですよ。
 土田 甲子園のような良さ?。
 千葉 ??。
 土田 始めるのは早いけど、続けることができない。セレクションは政治的なことは
  なしに好きに選んでやらせてもらっている。(珍しい)。稽古場で揉めない人を、
  意見は聞いて。
 千葉 告知。続けてきたリーシング公演を磨いて、年末にまとめて発表する。

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