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＠下北沢 ザ・スズナリ（2021/12/15-19 7ステージ）
全指定 一般前売4500円 学生前売3000円 当日4800円
＠伊丹 AI･HALL（伊丹市立演劇ホール）12/22-23 3ステージ
作・演出：土田英生[MONO] 企画：千葉雅子[猫のホテル]、土田英生
舞台美術：柴田隆弘 照明：宮野和夫 音楽：園田容子 音響：島貫 聡
衣裳：中西瑞美 演出助手：朝倉エリ 演出部：神野真理亜
舞台監督：佐々木智史、織田圭祐、村上洋康 宣伝美術：榎本太郎
制作：垣脇純子、本郷麻衣 企画協力：Monkey Biz 主催：キューカンバー
出演：
千葉雅子：日和千秋(長女)
土田英生：日和春吉(長男)
桑原裕子[KAKUTA]：日和フユ(次女)
田中美里：真田奈津実(三女 幼くして養女に出される)
岩松 了：菅原玄
2021/12/16(木）晴 2:08-3:38PM(1'30)中段より客席満員（130人）
客層:２世代、ベテラン多め、男性過半数かな。
客入れ:感染対策。手指消毒、検温。ベンチ3列、パイプ椅子10列びっしり。
当日パンフ A4 1枚。カーテンコール２回後、規制退場。
前回から7年ぶりの第2弾公演。
舞台。ちょっといかついリビング。シャンデリア、渋茶色の三方壁、畳にラグ敷き、
大きめソファセットをソーシャルディスタンス置き。下手壁に日本刀二振り、
パステル調の絵。上手 床の間に鷲の置物と鯉の掛け軸。手前にロッキングチェアと
編み物。やさぐれと生活感の軽重ミックス。
お話。父親がヤクザ組長、母とも亡き後、面倒を見てきた苦労人の長女。足は洗った
気持ちいいほどバカな長男。しっかりものだけど派手目の次女。兄妹がひさびさに
実家に集まったのは、養女に出された妹からの誘いがあったから。ワクワクと舞い
上がっていたが、連れてきた男というのがあれで。
はぼ座長（で劇作家）公演。持ち前をドーピングした、猛烈な個性通しのわちゃ
わちゃが愉快千万。MONOベースで二倍盛りの面白さ。特に前半はコント祭り、面倒な
年寄り２人を歯止めする桑原さんの布陣。ごった煮も田中美里さんの柚子の清涼感で
すっきり。岩松了さんのありさまだけで見せる芸（いったら語弊ありか）が面白い。
すったもんだとするけど、家族いいねと着地、ほっこりとするねこ。
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