＠新宿・猿楽通り沿い特設紅テント（2018/10/06-07,12-14,19-21 8ステージ）
全自由 前売3500円 当日3600円 学生3000円
＠池袋 雑司ヶ谷・鬼子母神 10/27-28 11/02-04
作：唐十郎（1981年初演）演出：久保井研＋唐十郎
劇中歌・作曲：小室等、佐野史郎、安保由夫
絵：合田佐和子 宣伝美術：及部克人、海野温子 舞台美術：清水航平
照明：福本雄樹 衣装：藤井由紀 音響：岡田悟一
出演：
久保井研：男(男のタキザワ 女教師黄金バットを探す））
福本雄樹：ヤゴ（腹の中で幼なじみ・小夜子を育てる）
藤井由紀：ブドリ（三上丈の教え子）
岡田悟一：鎌いたち（つむじ風とともに現れる行商）
大澤宝弘：オドロ（鎌いたちの仲間）
河井裕一朗：ペンペケ（風鈴屋の居候）
清水航平：メメズの介
内野智：合羽屋の主人
加藤野奈：妻（小夜子 合羽屋の妻、ヤゴの幼なじみ）
佐藤弓季：妹（つや子 合羽屋の妹）
月船さらら：ヒサコ（風鈴学級に生徒を取り返しに来た教師）
福原由加里：自閉症児（ヤドカリ・ミサ 鳴瀬二中の生徒）
全原徳和：都議会議員
大岸明日香：エビ屋の少女
新美あかね：自殺した少女の女親
松本征樹：合羽屋に雇われた工事人夫
河村岳司：工事人夫
2018/10/21(日)晴 7:00-9:25PM(30/休9/37/休10/46）最前方中央 客席ゆる満員(160人)
客層：20才代と中年層。
客入れ：校舎の狭間に立地。トイレは学校2階分の利用。折り込みチラシ少々。
カーテンコール1回2分。
状況劇場 1981年初演作品。
舞台。上手、よしずに朝顔、風鈴。下手コタツ、中央トイレ2。
お話。少年期の恩師や自らのを探す男達。教職を失い身を隠す女。彼らの行く手を
阻む荒くれ男、手下のホモ達。ゴッホの逸話、類似して失われた耳たぶとその行方。
失われたものを探す旅は終わるのか、彼らはそれぞれの過去から卒業できるのか。
唐十郎の恩師・タキザワ先生にまつわるお話。名残の教室で中二病な妄想爆発の体。
トイレと糞便、赤痢が終始の荒くれとセンシティブ、聖と俗の混交が独特。
身体の一部、モノに意志と物語を宿すのもまた。藤井由紀・宮沢賢治のブドリの
望みと蹉跌からの夢のラストにじんわり。演劇の魅力を存分に味わうねこ。
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