＠横浜関内 The CAVE(2019/01/12-20 8ステージ)A/Bダブルキャスト
https://hacocoro.com/access/the-cave/
全自由 前売3200円 当日3600円 学生前売2800円 当日3200円
「ジョン・シルバー」の半券提示で500円引き
作：唐十郎 演出：中野敦之
舞台監督・照明：齋藤亮介 舞台美術：鎌田朋子 音響：平戸|珊史(末広寿司)
作曲：サトウユウスケ、小室等、五十嵐靖也 衣装製作：林麻子
チラシイラスト・小道具：國元美沙希 パンフレット作成：k．徳鎮、岡村夏希
制作：椎野裕美子、岡村夏希 (C)唐十郎
出演：
熊野晋也：ボーイ(喫茶ヴェロニカのボーイ。愛に満たされない。)
／刑事(どこかボーイに似ている。)
禿恵：小春(喫茶ヴェロニカのマダム。失踪した夫が忘れられない。)
津内口淑香：少女(喫茶ヴェロニカのウェイトレス。人魚姫に憧れる少女。)
米渾剛志：緑のおばさん(純情可憐にして、日々こどもたちの安全を守る。)
重村大介：竹屋(野心溢れるもの干し竿売り。逃げた妻(かつ子が忘れられない。)
たけヒーロー：小男(同じく乾物屋。子どもを可愛がりつつ、デビューを目指す。)／ギター伴奏
山本十三：キセル屋A(同じくキセル売り。いつも泣いている。)
城戸啓佑：キセル屋B
林麻子：母親(当たり屋一家の母親。年甲斐のない格好をしている。)
佐々木覚：父親(当たり屋一家の父親。寡黙にして優しき男。)
新木遥水：少年A(当たり屋一家の息子。親子そろってヘルスセンターに行くのが夢。)
岡森建太：少年B
2019/01/13(日)晴 5:00-6:23PM(1'21)最前列 客席満席？(45？人)
客層：3世代、中年層結構。男女半々。
客入れ：予約順の整理番号付きチケット。開場15分前。20人ほど。トイレは3F。
ベンチ桟敷3，椅子4列。前方を奨め。昼の紅茶からコーヒーへ変わってのサービス
あり。中野さんの挨拶後、定時開演。折り込みチラシ少々、パンフ B5 3ページ。
写真付き配役が親切。カーテンコール1回2分。あれからを含め、秋に3作品の一挙
上演を考えているとか。
1968年、唐十郎28歳作品。唐ゼミ☆で2演。
舞台。上手手前に喫茶店テーブル。下手にカウンター、蓄音機とニッパー犬人形、
かごの鳥。
お話。シルバーを見つけられないまま、喫茶店のマダムに収まった小春。やるせない
日々を愛車ムスタングを駆って紛らわす日々。一方、少女は「宝島」に向かったまま
帰らない兄を待ちながらのウェイトレス務め。その母親は当たり屋稼業、ターゲット
に小春のムスタングに目をつけ、息子を飛び込ませるが。
調子に乗ってるんじゃないよ、なほどに、余裕さえ感じさせ奔放さでもう大変。
唐芝居のアイテム、エッセンスがそこここ。翌年の少女仮面に繋がる部分も。
ボーイ、熊野晋也の悶絶ぶりに愛着。小春、禿恵、強いほどに哀れで胸を打つ。
少女、津内口淑香。彼方を見る目にロマン、郷愁。竹屋、重村大介。欠かさない
ばかやろうぶり、小心者で小ずるいとこもよし。
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