＠王子 北とぴあ ペガサスホール（2023/03/23-26 6ステージ）
全自由 一般前売3500円 高校生以下1000円 当日券500円 4歳以上入場可
東京都北区民割引（一般3150円）
原作：夏目漱石「門」 演出：小野寺修二 美術：石黒 猛
照明：阿部康子 音響：池田野歩、野崎爽 衣装：堂本教子
舞台監督：橋本加奈子 杉山小夜 宣伝美術: 藤城光
共催：公益財団法人 北区文化振興財団（舞台芸術創造支援事業）
助成：芸術文化振興基金 協力：公益財団法人セゾン文化財団
主催：株式会社デラシネラ
出演：
田中佑弥[中野成樹+フランケンズ]：男
兵藤公美[青年団]：女
浅井浩介 ：黒子、語り部、男の弟 (小六)、男の友人 (安井)
藤田桃子 ：黒子、歯医者、道具屋、坂井家の女中
小野寺修二：黒子、歯医者、崖の上の住人 (坂井)
2023/03/26(日)雨 1:08-3:37PM(1'28）正面後方 客席満員(65人)
客層：子供連れ〜じじばばまで、大人中心に幅広く。女性7割。
客入れ：感染対策。手指消毒。当日パンフ A5 3ページ。開場時15人ほど。
正面雛壇に3列、サイド2列。希望者に追加クッション配布。数人のノーマスク観客へ
声掛け、配布の用意あり。カーテンコール2回後規制退場。
夏目漱石「門」をモチーフにした新作。
舞台。ペガサスホールを最大限使用した広い空間。柱2本×2箇所は固定。
黒い平台を座敷、合わせて電車など見立て。上手奥壁は紙製？か表面がゴワゴワ。
お話。満州へいったまま消息不明となった親友。その内縁の妻と結婚した男は罪の
念を抱きつ忘れようと努め、表面上は平穏な日常を過ごしていた、が。
演劇とマイムダンスのハイブリッド。原作そのままの台詞ありも、断続的。言葉より
多くを語るダンスで気配〜不穏さ閉塞感を色濃く描き出し。工夫趣向いろいろ。
ミニチュア、影絵、言動分離、見立て、怪しい影人物、重力無視の動きら。風通しを
良くして、悪戯に息苦しくさせることはなし。小野寺-藤田のコンビが無気味可笑しい
キャラで笑いを誘い。